とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

読売新聞と安倍政権の癒着は行き過ぎだ

2017-05-25 06:18:09 | 政治
 加計学園の獣医学部新設に関して安倍総理が圧力をかけたのではないかという問題が混迷している。文科省はその事実は確認されないと報告していたのだが、前川喜平前文部科学省次官が「総理の意向」を示す文書の存在を証言したからだ。さらにこの問題を面倒にしているのは、読売新聞や産経新聞が前川前次官のスキャンダルを報道しているという点にある。

 構図としては次のようなものであろう。政府という組織を守るために、前川次官を悪者にしてごまかし切ろうと政府側が考えている。そしてそれを癒着マスコミが援護している。しかし、権力につぶされようとしている個人が負けを覚悟で抵抗しているという。

 組織を守るというのは必要なことである。なんでもかんでも組織内の全員の意見を吸い上げればいいというものではない。しかし組織を守るためには何をしてもいいというものではなかろう。ここまで来ると、安倍首相も読売新聞、産経新聞も醜くてしょうがない。

 最近の政治状況には正義がない。
コメント
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