フィギュアスケートのロシアの女子選手トルソワ選手が4回転を飛び、「スケートカナダ」で優勝した。ルール上問題ないのだから、この結果について文句を言うわけではないし、言ってはいけない。それは十分わかっている。しかし多くの人が疑問に感じるだろう。トルソワ選手や関係者を批判するという意味ではなく、この競技のありかたの問題としてあえて申し上げたい。
トルソワ選手はまだ子供の体型である。これからが成長期だと思われる。まだ若くて身長も低く、筋肉もまだ十分はついていないために体重も軽い。だからこそ4回転ジャンプができるのである。男子選手が4回転を飛んでいるのとは事情が違う。
おそらくこれからトルソワ選手は成長してジャンプが飛べなくなる。老化による劣化ではないのである。成長と反比例して飛べなくなるという事態なのだ。
今後のフィギュアスケートのために今から考えてもらいたい問題である。
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ロシア選手を見ていれば良く分かると言うもの。
それを乗り越え得た人だけがアスリートになっているのではありませんか。
うまく文章で伝わらなかったのかもしれませんが、ロシアのメドベージョワの姿を見ていると、この競技の残酷さしか見えてきません。男子の場合、羽生君のように乗り越えた人がいるのですが、女子の場合、とても厳しい。それを乗り越えようと浅田真央さんががんばったが、痛々しいだけでした。
競技のありかたについて今一度考える必要があるのではないかと、私は思います。
私は、入試制度に無知なのですが、ずっと言われていたmasasammさんの提言が生かされた形になったようですね。
一安心ですね。