1年前の投稿だが、まったく同じ考えだ。ぜひ参院選の争点にしてほしい。今の高校2年生は実験対象でしかない。高校生が安倍とベネッセの犠牲になる。こんな理不尽がゆるされていいのか。
2020年から現在のセンター試験に代わり、「大学入試共通テスト」が始まる。現状では問題がありすぎて、私は本気で数年延期すべきと考える。このままではこの試験を受ける現在の高校1年生は混乱させられるだけだからだ。大人のメンツのために罪のない高校生が国の実験台にさせられのだ。このひどさにみんな気づいてほしい。
去年行われた国語の試行問題がひどいものであったことは以前書いた。先日予備校でその分析があり、講師はやはり、試行問題はひどいものであったと指摘していた。試行問題なので今後改善していくことになるだろうが、2年前でこんな状態であることは大きな問題があるのはあきらかだ。
さらに問題なのは、その利用方法がいまだに明確になっていないということだ。国語の問題に記述式が導入されるのだが、それは他の問題とは違い、段階の評価になると公表されていた。それを大学がどう利用するのか不明であったのだが、結局は段階評価したものを点数化するということになった。だったら最初から点数化するということでよかったはずだ。このあたりにも混乱がうかがえる。
おそらく国大協でも、方向性は示すことができても、それを現実にどうしていけばいいかわかっていないのだろう。ああ言われればあっちに行ったり、こう言われればこっちに行ったりと瞑想中である。結局はつぎはぎだらけの実施案になってしまっているのだ。
犠牲になるのは生徒だ。こんな「でたらめ」は許されない。
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