タイ語書籍「パヤオ」より・＃３

Tao Mae Tam（メー・タム窯）の掻落とし・貼花文

　メータム窯はウィアンブア窯群の位置とはことなり、メーカートゥキョワー村の南端で、国道１号線を挟んでメータム川の東で丘陵の麓に在る。そこはメータム川から東へ１００ｍの位置で、国道１号線より東へ５０ｍである。

　ここで特筆すべきは、写真の掻落とし、貼花文である。掻落とし文様については、Blog「の～ンびりタイランド２」に掲載されており、その存在を初めて知ったが、このタイ語書籍にも紹介されている。掻落とし文はウィアンブア窯と当該メータム窯が紹介され、貼花文はメータム窯で焼成されたとある。
　近々パヤオ再訪の予定である。事前調査も随分進み、資料館というか古陶磁を展示している施設も３-４箇所あるようで、それらの見学も楽しみで、新たな知見も得られるものと期待している。