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紀元前2000-1000年・先史時代のバンチェン土器の優品もコレクションされていた。しかも、それなりの数である。個人的には興味はなく、従って紹介するほどの知識をもっていないので、写真を貼りつけるのみであるが、お許し願いたい。
直上の大壺の文様は、バンチェンでは代表的な文様であろう。このように様々な文様が丁寧に描かれており、どれも緩みがない。先史時代の人々にも美的感覚に優れた人々が存在した証である。
器は、壺が大半である。これは食べ物の貯蔵用途であったのであろう。穀物はあったのか、なかったのか?木の実や塩などの保存にも使われたのか?
ワイングラスのような土器もある。皿や鉢は見かけない・・・これはバナナの葉で代用したのか?いずれにしても紀元前2000-1000年頃の、先史時代人はグルメであったろうことを想像させる、展示であった。
<続く>