世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

愛知・南設楽:ヨコタ博物館#5

2016-12-20 07:11:09 | 博物館・愛知県

<続き>

紀元前2000-1000年・先史時代のバンチェン土器の優品もコレクションされていた。しかも、それなりの数である。個人的には興味はなく、従って紹介するほどの知識をもっていないので、写真を貼りつけるのみであるが、お許し願いたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

直上の大壺の文様は、バンチェンでは代表的な文様であろう。このように様々な文様が丁寧に描かれており、どれも緩みがない。先史時代の人々にも美的感覚に優れた人々が存在した証である。
器は、壺が大半である。これは食べ物の貯蔵用途であったのであろう。穀物はあったのか、なかったのか?木の実や塩などの保存にも使われたのか?
ワイングラスのような土器もある。皿や鉢は見かけない・・・これはバナナの葉で代用したのか?いずれにしても紀元前2000-1000年頃の、先史時代人はグルメであったろうことを想像させる、展示であった。




                                  <続く>