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タイ中世各地の美術様式の紹介として、造形物展示コーナーの品々を各美術様式別に紹介する。
◎ ロッブリー・アート
ヴィシュヴァカルマン 11世紀
ヴィシュヴァカルマン(viśvakarman)は、インド神話においてあらゆるものを設計したといわれる神。その意味はサンスクリット語で「全てをなすもの」「全知であるもの」である。仏典では毘首羯摩天と漢訳されている。彼の娘サンジュニャーは太陽神スーリヤの妻。
ガネーシャ 11世紀
ガネーシャ 11世紀
仏陀頭部 砂岩 11-13世紀
菩薩頭部 砂岩 11-13世紀
◎ アユタヤ・アート
6.仏陀立像 施無畏印 ブロンズ 15-16世紀
7.仏陀立像 ブロンズ 17-18世紀
◎ スコータイ・アート
青磁象・騎乗人物像 15-16世紀 シーサッチャナーライ窯
褐釉象形瓶 15-16世紀 シーサッチャナーライ窯
鉄絵唐草文蓋付壺 15-16世紀 スコータイ窯
◎ ランナー・アート
仏陀座像 降魔印 15-16世紀
ミニチュア王座 ホート郡ワット・チェディースン出土 17世紀
ランナー王はこのような王座を用いたであろうことが、想像されるミニチュアである。
<続く>
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