2月18日追記
遺跡盗掘人の記事は誤りがありました。遺物の盗掘ではなく、北タイで珍味といわれているメーンマンの卵掘りだったと指摘を受けました。お詫びして訂正しておきます。
過日のChiangmai Newsに遺跡盗掘人逮捕、懲役10年の判決と100万の罰金。1 ล้านと記載されているので100万バーツと思うがはたして? 懲役10年&100万か、それとも罰金が納められないなら10年の懲役刑か? 簡単なあいさつ程度ならタイ語も何とかなるが、ダラダラ長文のタイ文字はさっぱりである。
盗掘人の後のお尻辺りに盗掘した陶磁器盤(皿)が見える。まさか昼間に堂々と遺跡を掘り返した?・・・それは、ないだろう。夜に掘り出したものが足が付き逮捕されて、現場検証の写真か?
今から40年前は、盗掘のオンパレードだった。タノン・トンチャイ山脈やオムコイ山中で盗掘が行われ、中国の元染めや明・青花、ミャンマーの錫鉛釉緑彩陶、いわゆる宋胡録にサンカンペーン陶磁が掘り出され、チェンマイの骨董商は大儲けした。30年前はビェン・カロンでカロン焼きが盗掘され、警察官は買収されていた。
今日でも盗掘があるとは、Chienmai Newsで知った次第である。写真の解像度が低いため良く分からないが、売っても1万バーツ程度であろう。1万と100万、割に合わない盗掘は、これでなくなるだろう。しかし、永遠に世の中に出る機会を奪っているとも云える。
<了>
私の苦手な書体なのでよく分からない所がありますが、「禁止! 古代遺跡で掘り起こす
10年間の重い懲役刑と100万」という感じですよね。