東京老人Tokyorojin

こごとじじい増山静男のブログです。

岩崎邸 つづき

2007年02月22日 15時18分05秒 | 建物
岩崎邸は建物の改装が完成し、公開されているのに、名称が「旧岩崎邸庭園」になっているのです。(こういう問題に小言を言う老人のほうが悪いのでしょうか?)

「旧岩崎邸庭園」とは旧岩崎邸の庭園という意味になり、建築を見に来た人は「あれ、、、」と思います。
庭園で相当な仕事をしていればそれでもいいのですが、石灯籠が曲がっているようではどうも、、、
「旧岩崎邸・庭園」であれば問題ないでしょう。

これが内部、フラッシュなしでは撮れません。お化けがでます。美しく作られた造作が泣きます。

靴をぬがせるのですが、本来こういう洋館は靴のままであるべきです。
そのためにアプローチは砂利道でなく、舗装道路にしなければなりません。
たたみ部分にも赤じゅうたんを敷いて、あがらせるべきなのです。

撞球室に行く地下道の明り取り部分です。
公開すべきです。

湯島合同庁舎です。
岩崎邸の和室にかぶさるように建っています。屋根、塔屋をご覧ください。建物を大きく見せ、岩崎邸を覆い隠すデザインです。もっと目立たない建物を南に寄せる配置にすべきでした。(建物の南は駐車場になっています)
東京都は少なくとも元の敷地を回復するようがんばるべきでしょう。