晴走雨楽(せいそううがく) 風の又三郎

晴れている日は山やロードを走り、雨の日は音楽や楽器演奏しています。風の吹くまま、気の向くまま・・・。

ギター・カタログ(ギブソン vs オービル・バイ・ギブソン) 259

2011年05月12日 23時44分53秒 | 音楽・楽器
■先日(5/9)のギター合同練習会、Nさん保有のギブソン・ハミングバードを見てオービル・
バイ・ギブソンの事を思い出しました。


■ギターカタログ(ギブソン vs オービル・バイ・ギブソン)
2メーカーのカタログを比較して下さい、見間違うようです。

▼ギブソン(左側)  1991年版カタログ
○1894年、職人であったオーヴィル・ヘンリー・ギブソンが、ミシガン州カラマーズでマンドリン
製作を始めたことに遡る。
1902年には、販売会社として“ギブソン社”が設立された。
1974年から1984年に掛け、ギブソンギターの製造の中心はミシガン州カラマーズからテネ
シー州ナッシュビルへと移転した。

1940年代までギブソン社の対抗馬とされた“エピフォン”は1957年、ギブソン社に買収され、
ギブソン社モデルの廉価版(れんかばん)を販売している。1970年代、エピフォンの生産拠点
は日本に移され、1982年頃アジア諸国での生産を開始。

アコースティック・ギター頁
ギブソンのフラットトップ&ブルーグラスのラインナップ
マーチンと比較すると、モデル毎にピックガードやインレイ・ブリッチが違います。
ちなみに “J―200”のプライスは、370,000円(ハードケース付き)。

▼オービル バイ ギブソン(右側) 1992年版カタログ
○1980年代後半から1990年代には創業者の名に因んだオービルというギブソン社公認の
ブランドが日本に存在し、日本の楽器製造業者数社(フジゲンや寺田楽器)で製造し、手頃な
価格で販売していた。その後、オービルブランドは生産終了し、エピフォンブランドに引き継が
れた。

フロント頁
オービル・・・偉大なるギターブランド“GIBSON”の創業者の名に由来する由緒正しいギター・
ブランドである。
(最終頁 オービル・バイ・ギブソンは唯一、米国ギブソン社に承認された、オリジナルと同様の仕様と名称
を有する国産ブランドです)

アコースティック・ギター頁
ギブソンと同じモデル、ただし、“エバリー・ブラザーズ”J-180はありませんが・・・。
因みに、“J-200”仕様スペック クラウンインレィ、B&S:メイプル、トップ:スプールス、ネック:メイプル等
プライスは、127,000円 (本体 110,000円 + ハードケース 17,000円)
レプリカモデルですが、価格はギブソンと比較すると、何と! 1/3 お手頃価格ですね。
ただし、音色、響き、鳴りはどうでしょうか・・・・。
※短期間に製造・販売されたギブソン社公認の国内メーカーでしたが、日本の技術力でしょう。

それにしても、ギブソン J-200 ナチュナル 1970年代モデルが欲しいな~。

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★2013.03.12:1970年代アコースティックギター・カタログ、雑誌の紹介





コメント (2)
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