新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、学校の臨時休校が続いています。
そんな中、岐阜県の県立高校では生徒の学習を支援しようとインターネットを使ったオンライン授業が始まりました。
大垣北高校で始まった数学の授業。しかし、教員が話しかけているのは教室にいる生徒ではなくビデオカメラです。
5月6日まで臨時休校となっている岐阜県の県立高校では休校中の生徒の学習を支援しようとインターネットを使ったオンライン授業が始まっています。
このうち大垣市の県立大垣北高校ではこの日、2年生322人を対象に数学、国語、英語の3教科の授業が行われ、生徒たちは自宅からパソコンやスマートフォンを使い視聴しました。
県立大垣北高校 松野教諭:
「授業の効率としては落ちるかなと思いました。それぞれの(生徒の)顔が見られたのはすごく勇気づけられたというか。聞いてもらっているんだなということが、オンラインでも分かったかなと思いました」
岐阜県教育委員会では今週中にも同様のオンライン授業を全ての県立高校と特別支援学校でスタートさせる予定で、自宅にネット環境がなく授業を見られない生徒については、動画を保存したDVDを貸し出すなどして対応します。
以上
授業が出来る、生徒の表情が見える、先生の声が聞こえる、生徒の声が聞こえる。
それだけでも価値がる、オンライン授業。今後が楽しみです。