東北大学では新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、20日からオンラインで授業を始める予定でしたが、午前中からシステム障害が発生し、一部の学生が授業を受けられないトラブルが起きました。
およそ1万8000人の学生や大学院生が通う東北大学では、新型コロナウイルスの感染拡大を受け20日、授業をオンラインで始める予定でした。
20日は、およそ5000人の学生が参加する予定でしたが、大学によりますと、授業が始まる午前9時前、専用のシステムにログインする画面を開いても「システムエラーが発生した」とか、「アクセス集中でご利用頂けない状況です」という表示が出て、授業を受けられなくなったいうことです。
ツイッターには東北大学のインターネット授業を表す「ISTU」と書かれた投稿が相次ぎ、「ISTU入れても動けないし履修登録も20分以上固まっている」「ガイダンス動画もみられない」といった声が寄せられていました。
東北大学によりますと、システムは午前11時までにおおむね復旧したということですが、一部の学生は、午前中に予定していた授業を受けることができなかったということです。
大学の担当者は「学生の皆さんに不便をかけて申し訳ありません。再発防止に向けて対応したい。学生がきょう受講できなかったとしても、成績に影響はありません」としています。
以上
オンライン授業のスムーズな運用が望まれます。