少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

自主性と約束事

2015-01-20 | 高学年再び
教えない、子供に考えさせる。

理想ですよね。常に疑問を持って、自分で考える。
でも、そんな子供ばかりじゃないのが現実。

少しのヒントで後は自分で考えさせる。
この辺まで持って行きたい。

昨日のPATさんのコメントの様に対話が出来れば良いのだけれど。
チーム全員とは無理。
一昨日に書いたベースランニングの時もそうだけど、
質問して答えを返して来るのは一部の子供。
どう思う?って名指しをすると
そこで始めて考える感じ

そこで考えたのが野球ノート
何でもいいから書いて来て。
しかし、コレが小学生には酷だったかな。って感じ
そうそう書く事なんて無いよね。
一ヶ月もするとノートの提出も無くなり

お正月の自主練習の時
バッティング練習で全然バットに当たらない子がいまして、
合宿でコバコーチが付きっきりでコーチした結果快音を連発。
その夜のミーティングで「バッティングが良く成った」って
本人が発言していたのを思い出したので、
「合宿の時、コバコーチに何て言われた?思い出して」って言ったら
なんと「覚えて無い」って

コレは衝撃でした。
打てる様に成った。って謂わば成功体験じゃないですか。
その出来事を忘れてしまう。

彼だけじゃ無く、その自主練の次の日の練習
キャッチボールが上手くいかず、
「昨日のキャッチボールでの注意点、覚えてる?」って言ったら
見事に全員が覚えて無かった

たった一日でキレイサッパリ忘れちゃうんだ。
これでは時間がいくらあっても足りない。
で、野球ノートにメニュー、チーム全体に言われた事
個人的に注意された事を書いて、
練習前に読んでから出て来る事。
勿論、ノートは毎回提出。って約束事が出来ちゃった。

自主性を高く持って練習すれば、約束事なんて要らないのに
これ以上約束事が増えるのは嫌だよ
コメント (4)
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