少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

友だち

2019-04-17 | 新しい役所
日曜日の試合前の練習。

外野ノックの後方で球拾いをしていると、
コウタロウが「コーチ、今日は試合の応援に来れるの?」

応援って
コイツ、絶対、俺の事を友だち位にしか思ってない。
街で会うと片手をあげて「オウ」とか言うもんなぁ。

その時、一緒にいた家内が
「随分、小さなお友だちがいるだねぇ」笑ってた
別に良いけどねぇ、友だちで

「応援に行くよ。俺が行くから、絶対打たれるなよ」
「今日はケイタ君が投げると思うから、僕は投げないと思う。」
「そうか、リリーフはあるんじゃないの」
「投げたら、抑えるけど」
「はいはい、抑えてください

で、友だちの登板はやっぱりリリーフ。
場面は1点リード、一死満塁の大ピンチ

コウタロウ、緊張するといかり肩になる。
そんなに肩が上がっていたら、打てないだろうって、
案の定のノーヒット。
でも、投球練習を見てると、そんなに肩は上がってない。
落ち着いて見えるけど、冗談でも言っておこう。
「コウタロウ、こんな満塁の場面で投げさせる監督が悪いんだから
笑ったのはベンチの大人だけで、真剣に頷くコウタロウでした

で、この後の事は、日にちも経ったせいかなぁ。
実はあまり覚えてない
先頭打者にフォアボールを出して、コウタロウが悔しそうな顔をしてたのと、
その後は二者連続三振だったような・・・
最後のボールを投げ終わったコウタロウが、
グローブをポンと叩いた事しか覚えていない。

友だちだから、ドキドキして見てられなかった?
コメント (2)
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