少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

どうなんだろう?

2019-04-19 | 新しい役所
ピッチャーのケイタがサードへ
サードのシュウヘイがセカンドへ
セカンドのカンタがファーストへ
ファーストのナミがピッチャーへ
グルッと回ったついでに、
ライトのカンジが引っ込んで、
ライトにアヤノ。

バッターは、この日我々が一番警戒していた左の3番。
ライトのアヤノに「ライトゴロが有るからね」と声をかける。

3番君、やはりサウスポーのナミのボールを思いっきり引っ張った

横に飛び出したカンタのファーストミットの先を強めのゴロが抜けていく。
ライトゴロを狙ってアヤノが前に。
そのアヤノの前にセカンドのシュウヘイが追い付いて打球をカット。
少しファンブルしたもののファーストにトスを試みるが
ピッチャーのナミのファーストカバーが遅れてセーフ。

「ピッチャー、カバーが遅いよ」って注意はしたけど、
至極、当たり前のプレーだけど。

ピッチャーとライトは4年生の女の子だし、
ファーストとセカンドは3年生、数週間前までは2年生。
ピッチャーのカバーは遅れはしたけど、
普通に全員が動いているのって凄くない?
しかも、ほとんどの子がスターティングポジションとは違うポジションだし

ファーストは打球を追わないでベースにベッタリ。
セカンドも動かないで打球を見送る。
ライトが打球を捕れば、ライトゴロ成立。
トンネルすればホームラン。
当然、ピッチャーはマウンドに棒立ち。
が普通の低学年チーム。
高学年だってそんなチームがある

もちろん、普段、練習しているプレーなんですが、
選手全員が複数の動きを理解してないと出来ないと思う。

このプレーだけではなく、
内野の頭を超えたら、ちゃんとカットに走っていくし、
何より送球のバックアップも出来ているから、
ダブルエラーが少ない。

学童野球は、どれだけダブルエラーを防ぐかが、
ビックイニングを与えない条件ですからね。
って、褒めすぎですかね?

でも、低学年のチームは、投げて、打って、走ればOK。
なのかなぁ?

こういう記事を見るとね。
子供の野球チームが目指すモノってなんなんだろう?って、
極端な話、勝つことを目指すと野球嫌いの子供が出来上がるのか?
勝つことが全てでは無いし、学童の大会の優勝にどれほどの意味があるのって思っているけど、
勝つことを初めから放棄したチーム運営で子供が野球を本当に好きになれるのかなぁ。


この記事については、また改めて書きたいと思いますが、
>多いチームで年間200試合近くこなしているんです
本当にそんなにこなしているのか?
前半に出てくるチーム(指導者)って本当にあるのかな?

常軌を逸しているとしか思えない。



コメント (2)
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