松田克久のワカサギ・鮎スパーク天国

ワカサギ電動二刀流マシンガン釣法、鮎下竿ワイドスパーク釣法の松田克久が綴るブログ。釣行記や情報・製品紹介をしていきます

下竿ワイドスパーク釣法とは?

2008年05月06日 | 下竿ワイドスパーク釣法

下竿ワイドスパーク釣法

               

<下竿ワイドスパーク釣法とは?>

この釣法は、下竿を意識的に多用して広範囲にオトリを動かし、自分の立つ位置から広角(ワイド)に効率良く、数を釣る釣り方と言える。

みなさんも経験はあると思うが、綺麗にオトリが、上流に泳いでいるのに、全く掛からない、・・・ねらった筋を、きっちり、オトリを引いているのに全く釣れない・・・なんて時に、少し投げやり気味に、オトリを下流に送りこんで、沈めた瞬間に, “掛かった!!なんて事も少なくないはずである。そんな、まぐれ的な釣りを意識的にしかけ、いかに野鮎に遭遇させるチャンスを増やすかどうかがこの釣りのカギである。

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下竿ワイドスパーク釣法。 そのきっかけ。

2008年05月06日 | 下竿ワイドスパーク釣法
<下竿ワイドスパーク釣法。そのきっかけ>
私はもともと、下竿の釣りを無意識的におこなってきたが、私がはっきり、「下竿」の釣りをやってみようと意識したのは、2005年9月の終盤に山形県、赤川に行った時だった。赤川と言えば、天然遡上の魚がウジャウジャいて、当然、狙うは束釣り!!と言う事で、朝から気合を入れて釣りはじめた。当日は、終期で、渇水気味な事もあり、メタルライン主流の私だが、泳がせ釣りを意識して、水中糸は、フロロ0.15号を張ったが、実際に釣ってみると、予想に反して、泳がせ釣りより、流れに対して平行にオトリの動きをセーブさせながら、引いた方がよく掛かった。魚影の濃い赤川とはいえ、束釣りを達成するには、それなりに、ポイントを攻略する手順等、いかに無駄をなくして、手返し良く、効率よく釣れるかどうかが、重要である。当日は、途中から引きづり主体に釣りを修正したものの、結果、私の泳がせ技術では、束釣りを達成できなかった。私はこの時、束釣りをするにも、大会で勝つにも、もっと、テンポの速い釣りをしなければならないと思い、上流にオトリを飛ばす釣りや、上竿でオトリを引く釣りより、はるかに、勝負の早い、スピーディーにポイントを探れる下竿の釣りを意識的にやってみようと思ったのだ。しかし、この日が2005年の竿納めの日になったため、2006年のシーズンにこの釣りを意識的に実釣で試みることになったが、1年間、様々な河川、状況で、試してみたが、それなりに、釣果も上がり、手ごたえをつかむことができた。なにより、難しい、オトリ操作などを駆使しなくてもよく、釣りが簡単で楽になった。また、下竿を多用しながら、上竿の引き釣りや、泳がせ釣りとの連携を図ることで、釣りの幅が広がり、自分の立つ位置から、前後左右360度を効率よく釣るための数釣り釣法「下竿ワイドスパーク釣法」を実釣である程度ものにできた。

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下竿ワイドスパーク釣法 適した竿。

2008年05月06日 | 下竿ワイドスパーク釣法

下竿ワイドスパークに適した竿

 

◎最適ロッドは?

この釣りの基本となるのは、文字通り「下竿」である。

下竿で、オトリを送り込む場合、糸フケを取って、送り出す、泳がせ釣りとは違い、はじめから、ロッドテンションをオトリに効かせた状態になる。しかも、自分より下流に送り込んだオトリを上流や、横方向に導くには、糸フケだけでの操作では至難の業になるため、ロッドを左右どちらかに寝せぎみにして、当然、引き上げ気味の操作が必要になる。そういった意味でも、オトリを弱らせず、底に安定させた状態で、泳がせながら、引ける竿が必要不可欠である。私の愛用しているシマノの鮎竿は、そんなロッドテンションの釣りに対応した機種も多いが、作シーズン私もテストに参加した、さらに、オトリが引きやすい、引き釣り掛け調子の「SP競スクデットNSシリーズ」が登場する。この竿は、先径1.2ミリのチューブラー穂先で、現在、主流のチューブラーより細く、近年流行のソリッドより太い、チューブラーでありながら、ソリッドのように、しなやかな先端の調子を実現。ソリッドとチューブラーの利点を生かしながら、欠点をカバーしたようなロッドである。この竿は、ロッドテンションを使った釣りには、最適な調子で、竿先を曲げた状態でもオトリがすんなり付いてきて、オトリを下流に送り込んで、竿を寝かせるだけで、オトリを沖に走らせることなどの操作が容易だ。つまり、オトリを自分より下流で操作する下竿の釣りには、それに適した、ロッドの性能が重要になる。

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下竿ワイドスパーク釣法を生かす背バリ

2008年05月06日 | 下竿ワイドスパーク釣法

<引いても、緩めても、潜る背バリ!!>

私は、普段から、V背バリを多用しているが、下竿で、自分より下流でオトリを操作するには、特に背バリは、適している。背バリは、限界はあるが、竿先で引いても、オトリは、潜るし、糸を緩め加減にして、糸フケを取っても、その糸の抵抗により、オトリを潜らせることができるため、比較的、簡単に、どんな操作をしても、川底に安定させることが、できる。下竿の場合、オトリの安定性に劣り、強く引きすぎれば、浮き上がりやすく、ブレて流されやすいし、糸フケを取りすぎても、流されたり、エビや、根がかりの不安も付きまとうが、背バリを使うことで、常にその支点に働くテンションがオトリにかかっているので、ノーマル仕掛けより、はるかに、操作の上で、そのテンション加減の許容範囲が広いからだ。

 

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下竿ワイドスパーク釣法 手尻の有効性

2008年05月06日 | 下竿ワイドスパーク釣法

下竿ワイドスパーク釣法

 

<下竿だから手尻は長め!!>

背バリを使う事と同様に、オトリの浮き上がりを防ぎ、安定させるためには、ある程度手尻を長く出した方が良い。私の場合、5080センチ出している。手尻が長い方が、より広い範囲を探れるし、竿先より沖の流れを下竿で釣る場合は、手尻が短いと、簡単にオトリが浮きあがってしまう。流速や、水深がある場合は、なおさらである。魚が掛かってからも、下竿の場合、はじめから、のされ気味になるので、結果、手尻が長い方が、竿が立つため、のされにくいと言える。

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下竿ワイドスパーク釣法 基本

2008年05月06日 | 下竿ワイドスパーク釣法

<下竿ワイドスパークの基本>

 

 

この釣りの基本となるのは、文字通り「下竿」である。

まず、オトリを自分より下流に送り込む事から始まる。ある程度、流れがある瀬の場合は、流れに乗せて、オトリを下流に送り込めるので、簡単だ。下流に送りこんだオトリを少し糸を緩めて、川底に沈ませる。これは、誰もが、通常行っている基本操作であるが、下竿ワイドスパークの場合、この基本操作を自分の立つ位置から、通常狙わない、エリアやスポットを意識的に攻める事が基本である。

 

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下竿ワイドスパーク釣法 下竿ドリフト 下竿カニ横ワイド

2008年05月06日 | 下竿ワイドスパーク釣法

下竿ドリフト&下竿カニ横ワイド

通常の引き釣りや、カニ横泳がせで、流れに対して、オトリを沖に出すことは、誰でも多用すると思う。通常は、ある程度、オトリが沖にでたら、上流に引き上げたり、泳がせたりするのがパターンで、あまり沖に走らせすぎると、オトリが不安定になるため、引き戻すか、自分の立つ位置を変えたりして、オトリの安定や、コントロールを図るが、このような釣りは、もちろん基本として行うが、下竿ワイドスパークの場合は、プラスアルファの範囲を攻めることに意味がある。竿先より沖の流れにオトリを開かせて、対岸のヘチを狙ったり、沖に出たオトリをさらに下らせて、下に落とし込んだりして、立つ位置から、通常は、あまり狙わないエリアを攻める。そういったエリアは、オトリの入りにくい場合もあり、当然、竿抜けのサラ場になるケースもある。立ち込んで狙えば、オトリをもっと安定させられる上竿の角度などで、攻められると思うが、立ち込めないほど深い場合や、流速があるポイントもあるし、簡単に立ち込めるチャラ瀬などの浅いポイントでも、ポイントを荒らさずに広く探った方が良い場合もある。トロ場なども、立ちこんだ場合、自分の正面の魚に警戒を与える可能性は大きい。

オトリを下らせ、潜らせ挑発!!

下竿ドリフト潜行ダイブ

チャラ瀬やザラ瀬は、オトリを表層の流れに乗せ、ロッドテンションと背バリを利かせて、吊るし上げ気味の操作で、オトリが潜ろうとする泳ぎを演出させながら、下流に流す。

極浅いポイントなどは、この時点で、掛かるケースもまれにある。オトリが、フラフラ白い腹を見せながら下る動きは、野鮎の目線の上や前での挑発行為にあたるのかもしれない。

また、オトリを下らせて、狙ったポイントまで下らせたら、少し送り込んで、オトリを潜らせる。この時、背バリによる、潜行効果で、水深のあるトロ瀬などは、オトリが急降下するが、この直後に、ヒットする事も結構多い。ヒットしない場合は、そこから、通常の引きずり、横泳がせ、さらに、下竿ドリフトで、下流に流すなどを行うが、掛かるポイントが、自分より下流で、ある程度、予測できる時は、意識的に狙った石周りや、流れのヨレなどに、この下竿潜行ダイブで爆弾攻撃する。

 

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広角ワイドスパーク

2008年05月06日 | 下竿ワイドスパーク釣法

<すべての釣り方で、360度釣る!!>

     下竿広角ワイドスパーク

自分の立つ位置から、360度、立て引き、ナナメ引き、横引き、横泳がせ、上飛ばし、下竿釣法と、すべてを駆使して、川全体を効率よく釣る方法である。ここでもキーポイントになるのは、やはり下竿で、ポイントを荒らさず、掛けまくるスピード釣法と言える。この釣りは、釣り下りが基本で、自分を拠点に下にオトリを送り、その送り込む位置を少しずつ(下流)に変えて、左右に扇状に引き、最終的には、自分の真上の上流までオトリを泳がせる方法である。しかし、掛けるスピードを考えた場合は、上流に糸フケを使って泳がせるまでの過程になる前に掛けるのが理想で、上流に泳がせる釣りは、補助的に行う、引いても掛からない場合の保険みたいなものだ。あくまでも、基本はロッドテンションを使った引き釣りである。

 

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下竿ワイドスパーク釣法ロッド操作

2008年05月06日 | 下竿ワイドスパーク釣法

下竿ワイドスパークスパーク釣法
ロッドの操作

<竿尻をあまらせて持ち、下流真下の足元に近い位置から、左右に探る。

広角ワイドスパークの具体的な、操作は、前期した、下竿ドリフト、ドリフトダイブ、カニ横ワイド、などと、操作的には同じだが、ポイントを足元から、探っていくために、最初は、竿を短く持って、短いストロークの左右に展開した、引づりを行う。自分の立つ位置から、3m→5m→7mといった様に、少しずつ下流真下に送り込んで行く様に探っていく。

<流速と水深によって、竿を寝せる角度調整する>

下流の送ったオトリは、そのまま、その位置に沈めて、止め泳がせ的に待つのも良いが、流れが速い場合は、流れと平行の下竿では、オトリが流されてしまう場合もある。逆にトロ場の場合は、糸フケができて、その抵抗で、オトリが上流にのぼってきてしまうケースもあるが、この状態では、オトリが安定しないし、コントロールは、極めてむずかしく、当然、狙ったコースにオトリを導くため、左右どちらかに竿を寝せて引き上げる。問題なのは、竿を寝かせる角度と、引くスピードであるが、オトリの動きを見ながら、早く引くのか、動きをセーブさせるか、ロッドテンションの強弱をうまく利用して引く。足元のより近いポイントを探る場合は、たて竿気味で、より沖に広く、開かせていきたい場合は、当然、下流に長く送り込み、竿をベタ竿ぎみに寝かせて引く事なる。

  
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下竿ワイドスパーク釣法

2008年05月06日 | 下竿ワイドスパーク釣法


<下竿釣法から上竿の引き釣りへ、そして、泳がせづり>

基本的には、下竿で引き上げはじめたら、早い段階(下竿の状態)で、テンポ良く掛けるのが理想だが、下竿操作で、釣りながら、引き上げてくると当然、上竿操作の引き釣りになる。自分の正面くらいまで、オトリを引き上げたら、竿をたてて、泳がせ釣りにチェンジするも良し、そのまま引き上げて、引ききるも良し、引ききったら、自分が上流に動いて、さらに引き続けても良い。釣りながら、どこの筋が掛かりが良いか、それにより、自分がどちらに動くべきか、どの釣り方が掛りが良いのかを分析して、常に状況判断しながら、その日のパターンとポイントを見つけていくのも得策である。

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