4月29日のことですが、多摩川沿いの六郷土手に、
ハタ揚げを見に行きました。
「ハタ」というのは、長崎で言う「凧」のことです。
形はひし形を少し下に引っ張ったような感じです。
相方(夫)が長崎出身で、同県人の方に誘われたというので、
自分もくっついていきました。
ゴールデンウィークはどこに行く予定もなかったし、
ちょっとさわやかな空気も吸ってみたかったので。まぁ東京都ですけれど。
天気予報では雨模様ということでしたが、
どうやら曇り空で、かんかん照りよりはむしろ、このくらいのほうが・・・という天気でした。
子どもたちには無料で小さめのハタが配布されて、
そこかしこでハタを揚げる姿が見られます。
風がちょうどよいときには、子どもでも比較的簡単にスッと揚がるようでした。
自分も揚げてみたかったけれど、
オバサンが一人で揚げるのもなんだし・・・。相方は県人の方たちと談笑しているし。
まぁ、ハタ揚げ、見るのも結構楽しい。
上手な方は大きなハタをかなり上空まで揚げている。
自分も子供のころ、凧揚げ、ちょっとだけだけれど、したものだ。
近所のおじさんは、思い切り凧揚げがしたいと言って、
湘南の海に近いところへ引っ越してしまったけれど(子どもながらにすごくインパクトがある理由だと思ったわけで)、
凧揚げ、気持ちよさそうです。
周りには長崎名物の食べ物の屋台も数件出ていました。
もっとも、早めに売り切れていたようですが。
自分も、角煮饅頭をかぶりつきながら、しばしのんびりとハタ揚げを見てました。
しばしの後、
蛇踊りが登場です(冒頭の写真)。
長崎くんち(祭り)で見たことがあるけれど、ここでは間近で見せてくれました。
銅鑼や太鼓やシンバル(正式な名称はわかりませんが)で演奏するのは中年くらいの女性たちです。
長崎出身の方たちでしょうか?演奏も迫力がありました。
蛇踊りは、演技が終わって、退場しても、
観客の「モッテコ~イ」の声で、アンコールのごとく戻ってきてくれます。
相方によれば、この間に演技者が交代するとのこと・・・なんせ体力が必要なので。
近くで見ているとそんな様子もわかりました。
「モッテコ~イ」が何度も続いた後、演技は終わり…。
蛇・・・というか龍なのですが・・・をそばで触らせてもらったり、楽器に触れさせてもらったりで、
観客たちはおおいに楽しませていただきました。
蛇踊りの皆様ありがとうございました。
他県の文化に触れる楽しいひと時でありました。