我が家はいわゆる「きれいな部屋」ではない。
だけれども、汚部屋というほど乱れてもいない(と思う)。
とはいえ、急に人が来ても「さぁさぁどうぞ・・・」というわけにはいかない。
ドラマのように刑事さんが「ちょっとお邪魔させてもらいますよ」と勝手に上がってもらっては困る。
もし仕事がこんなに忙しくなければ、部屋はもっと片付くのだろうなぁ、と
言い訳にして、片づけは後回しにしておりますです。
片づけたいのはやまやまだけれど、
テレビなんかで、「部屋を片付ける」企画とか、「断捨離」とか言ってると、
余計に焦燥感が生まれて、片づけという言葉を意識から遠ざけたくなっていた。
たまたま書店で、読みたくなるような本を探していた時に、
片づけの指南本ではなく、小説としてなら面白いかなぁと思って、手に取ってみました。
そして、買って、仕事帰りの電車の中で、数ページで吹き出しそうになりました
読み進めて、最終的に爽やかな気持ちで読み終えました。
小説にあるフレーズ、「片づけられない人間は、心に問題がある」。
自分は小説に出てくる人たちほどではないけれど、
思い起こせば、言い訳ばかりして片づけを後回しにしているのは否めない。
忙しくても片づけられる人は片づけているのだし。
とりあえず、この本を読んでからしたことは・・・、
自分の中・高校生時代の手紙を処分しました。
逆に、今までよく保管してあったのだと思いますが、読み返してみると、
忘れていた事とかが蘇ってきて、恥ずかしくもあり、そして、友人たちに感謝する気持ちも生まれた。
もっと先になってから処分していたら、面倒くさくて読まずに処分していたかもしれない。
中・高時代の自分を少し思い出して、少し前向きになった気がします。
急に片づけようと思っても自分の性格上難しいので、
小説の中の人たちのように、前向きになることで、片づけを少しづつ生活に取り入れたく思いました。