モアイのためいき

日々のこと・ハンドメイド・若い頃の旅など

読書*垣谷美雨 『あなたの人生、片づけます』

2017-05-18 10:48:26 | 音楽・本

我が家はいわゆる「きれいな部屋」ではない。

だけれども、汚部屋というほど乱れてもいない(と思う)。

とはいえ、急に人が来ても「さぁさぁどうぞ・・・」というわけにはいかない。

ドラマのように刑事さんが「ちょっとお邪魔させてもらいますよ」と勝手に上がってもらっては困る。

もし仕事がこんなに忙しくなければ、部屋はもっと片付くのだろうなぁ、と

言い訳にして、片づけは後回しにしておりますです。

片づけたいのはやまやまだけれど、

テレビなんかで、「部屋を片付ける」企画とか、「断捨離」とか言ってると、

余計に焦燥感が生まれて、片づけという言葉を意識から遠ざけたくなっていた。

たまたま書店で、読みたくなるような本を探していた時に、

片づけの指南本ではなく、小説としてなら面白いかなぁと思って、手に取ってみました。

そして、買って、仕事帰りの電車の中で、数ページで吹き出しそうになりました

読み進めて、最終的に爽やかな気持ちで読み終えました。

小説にあるフレーズ、「片づけられない人間は、心に問題がある」。

自分は小説に出てくる人たちほどではないけれど、

思い起こせば、言い訳ばかりして片づけを後回しにしているのは否めない。

忙しくても片づけられる人は片づけているのだし。

とりあえず、この本を読んでからしたことは・・・、

自分の中・高校生時代の手紙を処分しました

逆に、今までよく保管してあったのだと思いますが、読み返してみると、

忘れていた事とかが蘇ってきて、恥ずかしくもあり、そして、友人たちに感謝する気持ちも生まれた。

もっと先になってから処分していたら、面倒くさくて読まずに処分していたかもしれない。

中・高時代の自分を少し思い出して、少し前向きになった気がします。

急に片づけようと思っても自分の性格上難しいので、

小説の中の人たちのように、前向きになることで、片づけを少しづつ生活に取り入れたく思いました。

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2017春・ベランダ庭の様子

2017-05-11 11:42:30 | 素人のベランダ

半ばあきらめていた我が家のあじさいは無事に葉を茂らせてくれました。

今年は多分花は咲かないと思いますが。

マンションの大規模修繕で抜かなければいけないと思ったのが、

10㎝くらいに短く剪定したことで抜くことを免れただけでも、自分の中ではヤッホーであります。

下の画像は2月の様子 ⇓

さて、ベランダ庭全体は荒れております

ナガミヒナゲシ(雑草)は今年はまばらに咲きました。雑草でも花はちょっと嬉しい。

芝生部分は昨年の枯れた状態がそのままで、緑になるのか・・・どうなんだろう。

あとはさまざまな雑草、かなり前に植えたタマリュウの残骸が数株、

ごみとして出すなら撒いてしまおうと撒いたおがくず、

同様の松ぼっくり、バーベキューの残りの炭・・・。

きれいなベランダ庭を目指したのは、なんだか遠い昔に感じる・・・

日当たりがすこぶる悪く、土の排水も良くないようで、植物は育ちにくいようです。

ですので、雑草もかわいらしく感じることもあります。

そんななか、今年はアサガオの種を蒔いてみました。

日当たりが悪いので、どこまで育つか分かりませんが、

気分は小学1年生。芽が出ただけでも嬉しいね。

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10年ほど前の作品

2017-05-05 17:47:24 | パッチワーク

8年くらい前まで、パッチワークのサークルに入っていて、

先生に教えていただいていました。

もとは、我子が幼稚園に通っている時に、母たちのサークルがあって、

卒園後も続けていたサークルでした。

そのうちそれぞれ仕事を始めたりで忙しくなり、

自分も8年前に仕事が今の部署に異動になってから通えなくなってしまったのでした。

サークル時代に、先生が教えているいくつかのグループのメンバーで、

合作して、キルトフェスティバルに出品したことがあり、

1度は賞も頂いたのであります

冒頭のは賞は頂けなかったけれども、東京ドームに飾ってもらったグループ作品の物で、

先日、「作品をほどきましたので、お返しします」と、先生から送られてきたものです。

久しぶりに作品を見て、最近、何も作ってないなぁ・・・とちょっと寂しくもあり、

反面、仕事量が増えたお蔭で、お子達の学費も稼いでこられたという、

自分、頑張ってるなぁという気持ちも芽ばえました。

最近は針を持つ時というのは洋服のすそ上げとか必要に迫られるときばかり。

パッチワークのサークルを辞めるときには、細々と自分のペースでやればいいと思っていた。

あんなに手芸が好きだったけれど、こんなに針を持たないことになるとは思わなかった。

また楽しめる日が来るのかなぁ。作品を見て感慨深い思いに浸ったのでした。

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子どもの頃暮らした街

2017-05-03 15:29:19 | 日記

5月上旬の気持ちの良い日本晴れの日、

我妹と、小学生の頃まで住んでいた街に行ってみました。

地名を出してしまうのはちょっと躊躇する・・・のですが、

もう、引っ越してから40年近くたっているのでいいか・・・左近山という団地です。

昭和40年代に横浜市内のあちこちに公団住宅が建てられましたが、

左近山もその一か所で、小学校が3つもあるマンモス団地でした。

現在は小学校はひとつになり、自分が通った小学校は何年か前になくなりました。

グラウンドや建物はそのまま残っていて、壁画がうっすら見えます。

妹の家からも、我が家からも、1時間くらいで着くところにあるのですが、

二人揃って来たのは30年ぶりくらいだろう。

二人とも、あえて、歩いて昔の思い出に浸りたくて、てくてく歩きまわりました。

子どもの頃に感じていた距離感よりもすごく狭く感じられて、

あっという間にぐるっと廻ってしまった。

なじみ深いゾウさん公園に続く道。

こんなに緑豊かだったかなぁ。

子どもの頃に楽しんだ遊具の多くは、危なくて撤去されている様子ですが、

ゾウさんを模した滑り台は残っていた・・・。

団地のはずれの小山からは保土ヶ谷バイパスも良く見えます。

幼児の頃、ここが開通する前に砂利が敷かれていた時、お散歩をしたものです。

その当時、小山では凧揚げをするおじさんがいたのですが、

保土ヶ谷バイパスが開通してからは、凧が落下すると危険という理由で凧揚げが禁止になった・・・、

という噂で(自分も子供だったから真偽は定かではなく)、

凧揚げおじさんは思い切り凧を揚げたくて、湘南に引っ越したと、これも当時の噂話であります。

人が聞いたら「それがどうした」というネタなのですが、

なんだか自分の中では笑えるエピソードなのです。

その後、小山は家庭菜園の区画にされ(我父も借りていた)、今回見たら駐車場になっておりました。

てくてく歩いているうちに、小腹がすいてきて、

商店街の中のおいしそうなパン屋さんでパンを買って、ベンチで食べました。

商店街はシャッターが下りているところが目立ったのですが、

どうやら、GWで連休にしているお店もあるようです。

それにしても、街全体が静かだなぁ。

自分が子どもの頃がきっと賑わい過ぎていたのだろう。

小腹を満たしたら、歩きついでに、二俣川の駅まで歩いてしまおうということになりまして、

二人で喋りながらだと、駅まであっという間に着いてしまった。

二人の中での目下の話題と言えば、末の妹(自分は3人姉妹)のことと、親のお墓のことで、

結局、二人で愚痴って終わるのですが、結論は出るのかな

こうやって愚痴っている時間も楽しいような気がする

二俣川の駅に着いても、まだ喋り足りなくて、

喫茶店に入って、しばらく思い出話をしておりました。

この日の歩数は17000歩あまり。

お散歩にはいい日和でありました

 

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