(前回から続き・2017年9月)
金沢へ旅行といったら、兼六園は外せないですね。
・・・かと言って、兼六園がどういう庭園なのかは説明できるほど知っているわけではないのだけれど。
21世紀美術館から歩いてすぐの兼六園には昼頃行ってみました。
相方(夫)とは、たまに都内をそぞろ歩いたりするので、
昨年は回遊式庭園の清澄庭園や巣鴨のそばの六義園にたまたま立ち寄ったりしてみました。
それに比べて、兼六園はさすが・・・手入れがとても行き届いていますね
もちろん、名物の松やその他の樹木も感心させられますが、
植え込みとか水路とか、整えられていてすごい・・・といった話を相方としていたら、
植え込みの向こう側にまさに手入れをしている方たちがいらっしゃいました。お疲れ様です。
9月中旬の写真です。名前は忘れたけれど、有名な石灯篭・・・横から撮影したから分かりにくいね。
ちなみに 園内のトイレもきれいでした。
何か昼ご飯でも・・・と思いつつ、旅館の朝食がゴージャスでいつもより食べ過ぎたため、
食べずに次の目的地へ・・。金沢城・・・は石川門を外から見ただけで、
ひがし茶屋街へ歩いて行ってみることにしました。
相方も自分も、事前リサーチをあまりしないタイプで、駅で手に入れた地図を頼りに歩きます。
相方はちょっと方向音痴気味なので、ほとんど自分が先導したりするわけですが、
たまに間違えるとたまに相方の機嫌が悪くなることがあるので、
「間違えても怒らないように!」と釘を刺してから道を選択したりします。
二人ともスマホのナビは使いません。もっとも自分はガラケーだからナビは使い物にならないし。
それはそれで、楽しい散歩になったりするわけです。
ひがし茶屋街は観光地化された街並みですね。若者向けのお店もあり、
着物(浴衣)姿の観光客がぞろぞろ歩いてました。
そんな中、金箔の工房に入ると、職人の方が金箔の説明をしてくださって、興味深かったです。感謝。
「金箔と言えば金沢」なのですね!あちこちに金箔ソフトクリームがありましたが、結局食べなかったなぁ。
小腹がすいたところで、ちょっと甘い物でも・・・と入ったところは・・・フルーツ大福のお店です。
自分が食べたのはキウイが、相方のはいちじくがどーんと白あんにくるまれた大福。
これは、おいしかった。とくにキウイの大福。すごくジューシーで、餡と酸味のバランスが良し!
抹茶も頼んでお腹いっぱいとなったところで、お会計・・・びっくりな金額です。はい、イクスペンシブ。
相方は、「おいしかったから、払う価値がある」と言ってましたが、実はメニューは分かりづらかったのです。要注意
気を取り直して、金沢散策です。
地図を見ていて、思いついてしまった・・・金沢にも海はある。日本海を見に行こう!
相方に提案すると、ちょっと面倒くさそうでした。
とりあえず駅に戻ってから、海の方に向かう北陸鉄道の様子をうかがって、行くことにしました。
こんな時にでも、スマホで検索を掛けない相方・・・。逆にそういうところが自分には合っている(と思う)。
北陸鉄道浅野川線で金沢から内灘まで約17分らしい。ぎりぎり日の入りに間に合うかもしれません。
こうして、市電的な電車に乗り込みました。エコきっぷというのがあって、かなりお得に乗れました。
鉄道好きな自分にこうして付き合ってくれる相方でよかったです。
さて・・・終点内灘・・・ここからどういくのか??
とりあえず歩いた後から考えたら、電車の到着に合わせてバスがあったようなのですが、
地図か何かを見ているうちにバスは発車してしまったようで・・・とりあえず歩いた
歩く途中で、「ここは新興住宅地?」と思うようなところをずんずん歩いたのですが、
絶対に、観光客はこんなところ歩かないよな~と相方と笑いながら歩きました。もう、自分たちの行動が可笑しかった。
20分くらい歩いて・・・日本海が見えました。もう、日は沈んでいましたが、夕焼けはきれい。
そして、砂浜・・・きれい、・・・後で調べたら、内灘海岸は砂丘で有名らしいですね。
車で来ている人は少し見かけましたが、駅から歩いてくる観光客は少数ではないでしょうか。どうなんだろう。
金沢に戻る電車の時間もあるので、海岸から駅までも、ずんずん歩きました。歩く中年観光客、in住宅地。
すっかり暗くなった通りを歩きながら、内灘に来てみてよかったと、自己満足に浸っておりました。
(・・・内灘海岸は正確には金沢市ではなく、内灘町です)