連日、小雨や曇天続きです。涼しめ。
暑い暑い・・・と言っているのと、どちらがいいのでしょうかね。
先日、日本赤十字社からハガキが届きまして。
骨髄バンクに登録しているので、その関係だとは思いましたが、
内容は、登録の継続の意思があるかどうかの確認のものでした。
というのは、自分が登録した時の年齢要件は、「満50歳まで」。
その後、見直しされて「54歳まで」引き上げられたので、継続するかどうか・・・ということです。
骨髄バンクに登録した頃は、今ほど骨髄バンクはメジャーではなかったと思います。
登録した日には、NHKのカメラが入って、「取材があるかもしれません」と言われました。
そして、少し質問されたような気がしますが…内容は覚えていません。
その日の夜、NHKの「首都圏ニュース845」を相方(夫)が見ていたら、
「お~い、なんか映ってるぞ~」と。
そしたら、斜め後ろからズームアップで撮られていてびっくり(横顔が少し)。
インタビューは採用されていなかったけれど、採血の後のリラックスした様子も映って、少しウケました。
ちなみに、NHKに映像をダビングしたいと電話で尋ねたら、断られた。
その後、郵便で送付される骨髄バンクニュースにも、問診を受ける自分の後ろ姿が表紙になっていた。
そんなこんなで、20年以上が経ちましたが・・・。
一度も一致(提供依頼)の連絡は来ませんでした。
自分の祖父は、50代で、血液の病気で亡くなっています。
入院先のベッドの上での姿しか覚えていません。
高校2年生の時には、小学生の頃に地元のポートボールチームで仲が良かったアリちゃんが、
血液の病気で亡くなりました。
バンクに登録する少し前には、高校の後輩が白血病で亡くなりました。
特に若い二人の死は、ただただ悲しかった。
そんなこともあって、登録する気持ちになったのです。
アリちゃんのことは、今でもたまに思い出します。
自分が小学校を卒業して、その春休みに引越しした時、
引越しの当日に見送りに来てくれたそうで、
残念ながら、自分は一足先に出発していて、会えず、
代わりに妹が見送られたと、あとで妹が教えてくれました。
引越し先には一度遊びに来てくれましたが、あとは部活などで会えないまま、中2の時に発病がわかり、
もう、会えることはありませんでした。
告別式には、ポートボールの友人と参列したけれども、悲しくて写真は見れなかったです。
アリちゃんは今思い出しても、人格者(小学生時代の彼女に言うのもなんだが)でした。
骨髄バンクのことから、昔の友人のことに思いを馳せてしまいましたが・・・。
話は元に戻りますが、バンクに登録し続けて、もし、一致の連絡が来たら・・・。
今の自分に、骨髄提供の元気があるのだろうか?
会社の健康診断でも、血液の数値がよく引っかかるし。
我が家では、娘Bが数年前に登録したから、もう、バンク卒業でもいいのかな。自問自答の7月。