モアイのためいき

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2019年7月のつぶやき。骨髄バンク卒業

2019-07-15 16:30:52 | 日記

 連日、小雨や曇天続きです。涼しめ。

暑い暑い・・・と言っているのと、どちらがいいのでしょうかね。

先日、日本赤十字社からハガキが届きまして。

骨髄バンクに登録しているので、その関係だとは思いましたが、

内容は、登録の継続の意思があるかどうかの確認のものでした。

というのは、自分が登録した時の年齢要件は、「満50歳まで」。

その後、見直しされて「54歳まで」引き上げられたので、継続するかどうか・・・ということです。

骨髄バンクに登録した頃は、今ほど骨髄バンクはメジャーではなかったと思います。

登録した日には、NHKのカメラが入って、「取材があるかもしれません」と言われました。

そして、少し質問されたような気がしますが…内容は覚えていません。

その日の夜、NHKの「首都圏ニュース845」を相方(夫)が見ていたら、

「お~い、なんか映ってるぞ~」と。

そしたら、斜め後ろからズームアップで撮られていてびっくり(横顔が少し)。

インタビューは採用されていなかったけれど、採血の後のリラックスした様子も映って、少しウケました。

ちなみに、NHKに映像をダビングしたいと電話で尋ねたら、断られた

その後、郵便で送付される骨髄バンクニュースにも、問診を受ける自分の後ろ姿が表紙になっていた。

そんなこんなで、20年以上が経ちましたが・・・。

一度も一致(提供依頼)の連絡は来ませんでした。

自分の祖父は、50代で、血液の病気で亡くなっています。

入院先のベッドの上での姿しか覚えていません。

高校2年生の時には、小学生の頃に地元のポートボールチームで仲が良かったアリちゃんが、

血液の病気で亡くなりました。

バンクに登録する少し前には、高校の後輩が白血病で亡くなりました。

特に若い二人の死は、ただただ悲しかった。

そんなこともあって、登録する気持ちになったのです。

アリちゃんのことは、今でもたまに思い出します。

自分が小学校を卒業して、その春休みに引越しした時、

引越しの当日に見送りに来てくれたそうで

残念ながら、自分は一足先に出発していて、会えず、

代わりに妹が見送られたと、あとで妹が教えてくれました。

引越し先には一度遊びに来てくれましたが、あとは部活などで会えないまま、中2の時に発病がわかり、

もう、会えることはありませんでした。

告別式には、ポートボールの友人と参列したけれども、悲しくて写真は見れなかったです。

アリちゃんは今思い出しても、人格者(小学生時代の彼女に言うのもなんだが)でした。

骨髄バンクのことから、昔の友人のことに思いを馳せてしまいましたが・・・。

話は元に戻りますが、バンクに登録し続けて、もし、一致の連絡が来たら・・・。

今の自分に、骨髄提供の元気があるのだろうか?

会社の健康診断でも、血液の数値がよく引っかかるし。

我が家では、娘Bが数年前に登録したから、もう、バンク卒業でもいいのかな。自問自答の7月。

コメント
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