誘い言葉の一つ「ニューヨークへ行きましょう!」
ええ、もちろん海を越えて、じゃなく、ついそこの「浴室」。
なぜか認知症が中度になると、入浴を拒む人が増えてくる。
「家で入るからいいよ」(帰宅願望の時)
「毎日入ってるからいいよ」(毎日=10日前?)
「明日かえるから・・・」(帰宅願望)
「こんな時間に入ったら、風邪引いちゃう!」(ごもっともだけど、夜は入浴できない)
入浴拒否(あえて介護用語を書きます)する人は、着替えや清拭にも拒否があるので清潔管理面から言うと、まことに困った存在なのだ。
しかし、内心私は開き直って(別に生死に影響することではなし!)なんて思うこともある。
ただ、放っておいてよいか、というとそれは違う。
努力しても、どうしても入浴していただけないのと、「あ、はいらない?仕方ないじゃない。1人介助が減って楽できた。」と軽く見過ごすのとは大違い。
入浴は、浴室までの誘導がどのように行われるかが影響する。
その人の性格や理解力によっては、直接介助のスタッフだけではダメで(普通と違う格好なのだ)外にいるスタッフがうまく乗らせることも必要なのだ。
私も、このところ2回入浴介助できなかった人がいる。
外にいたスタッフは、強引(と自分が思われる)なケアに拒否的姿勢を持つスタッフだった。(そんなに無理にお風呂へ入れなくてもいいじゃない!)顔が、そういっている。(笑い)
そういいながら、2週間。
このCさんは入浴をしないままである。
介護拒否をする入居者は少なからずある。
拒否されたままでよいのか?というと、決してそうではない。
拒否されたまま=何もしていない。
つまり「放っておいた」と同じ。
スタッフによって(在宅介護出身のスタッフに多いが)、叫ばれたり逃げられたり(あるんです!)、そこまでいかなくても嫌がられたりすると、自分が嫌われるのを恐れてケア介入をしなくなることがある。
私が勤務するのは「老人ホームという施設」。
ケアするのは家族ではない。スタッフだ。
どうしても動かない(手を出さない)スタッフが見られるとき、
「何もできないというのは、何もしないと同じ。それはプロではない。毎日傍にいるのは家族じゃなく私たちスタッフ。その私たちがケアできないと言うのなら、いったい誰がするの!」と話すが、まだ理解してくれてはいない。
入居者は敏感にスタッフの動きを察する。
というか、スタッフの心理の鏡である。
そのフロアにどのスタッフがいるか?で、フロアの空気が微妙に異なるもの。
帰宅願望で落ち着かなくなる入居者の動きが活発になるのは、スタッフによっても変化する。
今日はタイヘンだった!という日に誰が勤務しているか?
たいてい同じスタッフである。
本人の自覚がないのが・・・。
いま、ニュウヨウク飛行を好まない方が3人。
私の担当フロアには、好みすぎで1時間も飛行している方も3人。
脱衣室まで行って、も、戻るという強豪もいる。(笑い)
一度、浴室ロックしたら、なんとロックをはずして逃げてしまった!
認知症と侮るなかれ!
鍵も開けるし、エレベーターボタンも押せる。
脳は、ちゃんと学習能力を秘めているんです!
さて、明日は?ニューヨークへ飛べるか!?
ええ、もちろん海を越えて、じゃなく、ついそこの「浴室」。
なぜか認知症が中度になると、入浴を拒む人が増えてくる。
「家で入るからいいよ」(帰宅願望の時)
「毎日入ってるからいいよ」(毎日=10日前?)
「明日かえるから・・・」(帰宅願望)
「こんな時間に入ったら、風邪引いちゃう!」(ごもっともだけど、夜は入浴できない)
入浴拒否(あえて介護用語を書きます)する人は、着替えや清拭にも拒否があるので清潔管理面から言うと、まことに困った存在なのだ。
しかし、内心私は開き直って(別に生死に影響することではなし!)なんて思うこともある。
ただ、放っておいてよいか、というとそれは違う。
努力しても、どうしても入浴していただけないのと、「あ、はいらない?仕方ないじゃない。1人介助が減って楽できた。」と軽く見過ごすのとは大違い。
入浴は、浴室までの誘導がどのように行われるかが影響する。
その人の性格や理解力によっては、直接介助のスタッフだけではダメで(普通と違う格好なのだ)外にいるスタッフがうまく乗らせることも必要なのだ。
私も、このところ2回入浴介助できなかった人がいる。
外にいたスタッフは、強引(と自分が思われる)なケアに拒否的姿勢を持つスタッフだった。(そんなに無理にお風呂へ入れなくてもいいじゃない!)顔が、そういっている。(笑い)
そういいながら、2週間。
このCさんは入浴をしないままである。
介護拒否をする入居者は少なからずある。
拒否されたままでよいのか?というと、決してそうではない。
拒否されたまま=何もしていない。
つまり「放っておいた」と同じ。
スタッフによって(在宅介護出身のスタッフに多いが)、叫ばれたり逃げられたり(あるんです!)、そこまでいかなくても嫌がられたりすると、自分が嫌われるのを恐れてケア介入をしなくなることがある。
私が勤務するのは「老人ホームという施設」。
ケアするのは家族ではない。スタッフだ。
どうしても動かない(手を出さない)スタッフが見られるとき、
「何もできないというのは、何もしないと同じ。それはプロではない。毎日傍にいるのは家族じゃなく私たちスタッフ。その私たちがケアできないと言うのなら、いったい誰がするの!」と話すが、まだ理解してくれてはいない。
入居者は敏感にスタッフの動きを察する。
というか、スタッフの心理の鏡である。
そのフロアにどのスタッフがいるか?で、フロアの空気が微妙に異なるもの。
帰宅願望で落ち着かなくなる入居者の動きが活発になるのは、スタッフによっても変化する。
今日はタイヘンだった!という日に誰が勤務しているか?
たいてい同じスタッフである。
本人の自覚がないのが・・・。
いま、ニュウヨウク飛行を好まない方が3人。
私の担当フロアには、好みすぎで1時間も飛行している方も3人。
脱衣室まで行って、も、戻るという強豪もいる。(笑い)
一度、浴室ロックしたら、なんとロックをはずして逃げてしまった!
認知症と侮るなかれ!
鍵も開けるし、エレベーターボタンも押せる。
脳は、ちゃんと学習能力を秘めているんです!
さて、明日は?ニューヨークへ飛べるか!?