週に一度は、カンフアレンスをする。
日常のケアについて懸案事項などを話し合って決めていく。
これまでもそうだったが、話し合ったそのときは同調し賛成する。
ところが、
実行はなされない。
以前と同じ、変わらず。
いったいどういうつもりで話し合いをし、決めているつもりなのだろう。
うるさくは言わず、
きづきを待つ姿勢を通してきた。
この2年間で、私が提案した1年後に他のスタッフが同じ内容を提案、実行された懸案がいくつかある。
本人たちは全く気づかなかった。
その1年間は、そのスタッフたちが成長するのを待つしかなかったのだ。
車椅子をドアの入り口、つまり廊下においている。
「歩いている人に危険だから、室内に置くほうが良いと思うよ。」
リスク面からも話し、
「廊下は車椅子の収納場所じゃないでしょ。」
とも伝えたが・・・、
うちのチームは、すぐもとの位置(廊下)に戻ってしまった。
いくら私がけアに入るたびに居室に入れても、次に別のスタッフが入ると廊下に出している。
(いつになったら気付くんだロー?)
私に反発するキモチが強いのかもしれない。
「手の届かないところはほこりを取ってあげて、そのときにコミュニケーションをとれば信頼関係が築けるようになるよ。」
どんなに気難しい入居者だって「ありがとう」って言ってくださる。
出来ないところを支援するのは、自立支援に反してはいない。
(ただ余計なことをしたくないだけなんじゃないの?)
つまり、忙しくなりたくないということか。
間もなくリーダーを交代するので、
次の20代の候補者に投げておいたが、期待しよう。
昨日は帰ろうとしているところを戻されて2時間残業となり、
その話し合いが尾を引き、
今朝は3時に目覚める始末。
早朝の通勤電車内で気分が悪くなる。
朝っぱらから、2日酔いと間違えられたかも・・・。
一日気分が悪かったが、
帰りまで誰にも知られずに仕事を終えた。
今の私の生き様にぴったりの詩を見つけたので紹介しよう。
寄りかからず(「寄り」は人偏が正しい)
もはや
できあいの思想にはよりかかりたくない
もはや
できあいの宗教にはよりかかりたくない
もはや
できあいの学問にはよりかかりたくない
もはや
いかなる権威にもよりかかりたくない
ながく生きて
心底学んだのはそれぐらい
じぶんの耳目
じぶんの二本の足のみで立っていて
なに不都合のことやある
よりかかるとすれば
それは
椅子の背もたれだけ
(茨木のり子 詩)
日常のケアについて懸案事項などを話し合って決めていく。
これまでもそうだったが、話し合ったそのときは同調し賛成する。
ところが、
実行はなされない。
以前と同じ、変わらず。
いったいどういうつもりで話し合いをし、決めているつもりなのだろう。
うるさくは言わず、
きづきを待つ姿勢を通してきた。
この2年間で、私が提案した1年後に他のスタッフが同じ内容を提案、実行された懸案がいくつかある。
本人たちは全く気づかなかった。
その1年間は、そのスタッフたちが成長するのを待つしかなかったのだ。
車椅子をドアの入り口、つまり廊下においている。
「歩いている人に危険だから、室内に置くほうが良いと思うよ。」
リスク面からも話し、
「廊下は車椅子の収納場所じゃないでしょ。」
とも伝えたが・・・、
うちのチームは、すぐもとの位置(廊下)に戻ってしまった。
いくら私がけアに入るたびに居室に入れても、次に別のスタッフが入ると廊下に出している。
(いつになったら気付くんだロー?)
私に反発するキモチが強いのかもしれない。
「手の届かないところはほこりを取ってあげて、そのときにコミュニケーションをとれば信頼関係が築けるようになるよ。」
どんなに気難しい入居者だって「ありがとう」って言ってくださる。
出来ないところを支援するのは、自立支援に反してはいない。
(ただ余計なことをしたくないだけなんじゃないの?)
つまり、忙しくなりたくないということか。
間もなくリーダーを交代するので、
次の20代の候補者に投げておいたが、期待しよう。
昨日は帰ろうとしているところを戻されて2時間残業となり、
その話し合いが尾を引き、
今朝は3時に目覚める始末。
早朝の通勤電車内で気分が悪くなる。
朝っぱらから、2日酔いと間違えられたかも・・・。
一日気分が悪かったが、
帰りまで誰にも知られずに仕事を終えた。
今の私の生き様にぴったりの詩を見つけたので紹介しよう。
寄りかからず(「寄り」は人偏が正しい)
もはや
できあいの思想にはよりかかりたくない
もはや
できあいの宗教にはよりかかりたくない
もはや
できあいの学問にはよりかかりたくない
もはや
いかなる権威にもよりかかりたくない
ながく生きて
心底学んだのはそれぐらい
じぶんの耳目
じぶんの二本の足のみで立っていて
なに不都合のことやある
よりかかるとすれば
それは
椅子の背もたれだけ
(茨木のり子 詩)