歌う介護士

看取りをしたご入居者から「あなたの声は癒される」と。お一人一人を思い浮かべながら、ずっと歌い続けています。

お一人様の老後

2009-09-15 21:44:48 | Weblog
母のところへ行くときは、ブック**へ立ち寄って本を見繕ってから訪問する。
超高齢者だが、まだ読書はしているようだ。
エコに暮らしているので、たまに自分のためにも購入する。
母のお下がりは、もちろん、読んでから再びリサイクルに回す。

上野千鶴子氏の「お一人様の老後」を見つけた。
2年前の著作。
帰りの電車で読み出して、夕食までに読み終える。

お仕事にも自分にも役立つ内容だ。
「死」の捉え方など、共感できるところも多かった。
社会的な活躍も生活も、氏の足元にも及ぶところではないが、
直接話して見たいと思った。
社会学者でいらっしゃるので、捉え方も多面的である。
介護に携わる人は読んでみると面白いと思う。

私の仕事にしている有料老人ホームにも触れてあった。
そのうち、私の「終の棲家」の捉え方もブログに書いてみたい。
今文章にすると、上野氏の影響を受けそうだ。


日常ケアの合間、残り4日の日勤は、全て面談予定で埋まっている。
これでやっと9月分の予定が終了できる。


ボイトレは、「ボエーム」から曲を決めた。
「昔のことは全て忘れていいから!」
と言われるが、最初についた癖はなかなか・・・。
高音(五線の上)はフアルセットのような感じで出すと、楽に出るが、どうも体が伴っていないような気がしてならない。
イマイチだなあ。

来年の曲は殆ど決まってきた。
メインは「愛の妙薬」からハイライト。
もちろん演技付き。
主催者から「楽しいオペラですねえ!」と言われているので、楽しくしないと!

第一幕のソロは既に決めている。
「さくら繚乱」(湯山明作曲)
Time say to goobay を付き合うかも。
サラ・ブライトマンのパートです。
イタリア語がいっぱいなので、得意ではありません。

全員(5人)で1曲は歌いたいが、何かないかしら?


イタリアのヴェルデイハウスみたいに老後を暮らせるのが夢なんだけれど、先立つものは・・・?無理なんだよねエ。