攻めと守りと

ワールドカップの初戦、勝ちましたね！
１点を守りきれ、おめでとう！

生放送はとても付き合いきれず、後半は編集版を見ましたが・・・。
素人の私の目には、どうしても日本チームは守りに見えてしまう。
攻めが足らない・・・。
ゴールキーパー、すごいですね！
神経ピリピリ、胃が痛くなる。
後半は危ない瞬間、いくつもありましたよ。
よく押さえたなあ、
試合のときとインタビューの時の顔つきが別人。
戦いなんだから当たり前ですが、真剣勝負の顔。
いい顔でした。

前が引いてくると、キーパーは攻めのときなんだ！と気づきました。
ゴールキーパーはゴールを守るのだけど、
相手を近づかせないように、攻める。
そしてコートの中の司令塔にもなる。
監督の声なんて、あの騒ぎの中じゃ聞こえるはずない。
司令塔はFWだったと思うけど、守りの体制になったときは、キーパーが司令塔ではないのか？と思いました。
（私、サッカーにまるで詳しくないので観戦の仕方がおかしいかもしれないが）


何の職場でも同じことが言えるのでは？
理念（指令）が、チーム全員に浸透していれば、判断は即決できる。
だから、リーダーに判断をいちいち聞かなくてもよい。
即決すれば、すぐ行動できる。
相手を待たせることなく対応処理できる。
なかなか出来ていないのが理念の浸透ですが。


８年前のワールドカップ。
認知症のおじいさんがスポーツ好きで、サッカーの話をしたのを思い出した。
「日本、負けちゃったわよ。次は４年後なんだって！」
「そうか、残念だなあ。」
「４年後は応援に行きましょうよ！」
「いやア、俺が出るよ！」
「ええっ、Tさん、サッカーに出るの？すごいなあ。頑張ってね！」
「おオ、頑張るよ！」
４年後、Tさんはテレビを見ることもなくなっていた・・・。

（画像は、買い物で通る道筋の合歓の花）

東京縦断で、ケンシュウとレンシュウ

語呂合わせみたいになってしまった一日でした！
検索しておいた電車が変更になっていて、予定よりぐるりと回る結果になり時間も交通費も無駄に・・・。（ため息）

秋に受ける試験のための研修。
これを受講していないと受験票が届かない。去年は忙しさにまぎれてウッカリしてしまった・・・。
内容は「チームアプローチ」「ケアマネジメント」
それぞれ研修後にレビューを書き提出しないといけない。
原稿用紙５枚分くらいかな？全部書かなくてもよいけれど、３０分～４０分で書き上げなくてはならないのでけっこう力量を問われます。
予め３冊の教科書があるので、自分で読んでおけということだろう。
コメント欄があったから、講師から採点されて送り返してくれるのではないかしら。
要求されるハードルは高いし、会員のレベルもかなり専門的で高いが、介護業界ではそれほど浸透していない資格かもしれない。
介護に長く関わっている中で、スキルアップと学びを求めている人たちがこれほど存在するのを厚生労働省は知って欲しい。
介護職の国家資格は「介護福祉士」だけだが、介護福祉士会に属している介護福祉士は１０％いるかいないかだろう。

学ぶ意欲を求めるなら、資格認定を価値あるものにするのも方法。
会員であるメリット、会費などの会計が明瞭なことなど体質改革をして欲しいと願っている。
念のため「東京介護福祉士会」はNPO法人なんです。
ど～してなのかなあ？

昼休みに地震が・・・！かなり揺れましたよ。
（こんなところで一人で死にたくない）と頭を過ぎる。


最後のレビュー用紙を提出してUターン。
いや、練習先は立川なので、中央線。
今宵はマエストロ不在だったけど、キャストが揃って久しぶりにフイナーレを歌えた。
久しぶりすぎて、速さについていけな～い。
全くもう、自分が情けなくなる。

普段私鉄にしかご縁がないので、改めてJRの一駅区間は長いなあ！と、実感。
この駅の数なら３０分くらいで着く・・・、なんてとんでもない、でした。（笑い）

９０歳の誕生祝にお呼ばれ

お仕事で通っていた時に行けなかった所まで足を延ばす。
ロシアの画家（？デザイナー？）夫妻の展覧会をしていた。
勤務していた施設から逆の方向１０分かからない。
一人でぶらつくのも自由でよいなあ。
展示物はちょっと趣味に合わなかったけど・・・。けっこう次々と入館者が途切れなく訪れていた。


９０歳のお誕生日のお食事会にお誘いを受けたので、その足を延ばす。
プレゼントはピンクのバラのブリザードフラワーにした。
退職してもこうして誘っていただけるのは、なんとも言いがたく嬉しい！
「あなたのような方がここには必要なのよ」と言ってくださった。
初めてお会いした時、８７歳だったその方は携帯電話で写メールまでしておられた！
もちろんパソコンでインターネット、メールはなさっている。
ときどきゲームも「頭の体操！」と言いながら。
で、メールでお話している。

恐るべき９０歳！かな？（笑い）

近くで娘さん一家が経営しておられるフレンチレストランでお祝い。
お孫さん（女性）がシェフ。
「あの子も私が面倒みたのよ！」と笑われる。
お子様方、お孫さまがた、それぞれが自立した道を順調に開拓して進んでおられるのは、この方あってこそ！だと私は思っている。
施設入居もご自分で判断され、決めてこられた。

このレストラン、ＴＶ取材や雑誌の記事にも取り上げられていますよ。
ここも近くにいながら、今日はじめて頂いた。
お母様のお祝い、と言うばかりではないだろう。
オリーブオイルの香り、カルパッチョの生の魚介類の新鮮なこと！
牛の頬肉の柔らかなこと！二度ビックリ。ナイフがいらない・・・。

母を連れて行くには遠すぎるけど、来年の誕生祝には連れて来たいと思うほどだった。来年はケジメの年なので、数少ない身内で祝うつもりでいる。
今日の一枚の写真は、お店に掛けてあった額。
方向が横向きでごめんなさい。　　

アヒルだって飛べるかもしれない！

籠から飛び立つ鳥、羽ばたく鳥、私は自由を求める鳥に見立てていただけるようだ。
懸命に足掻いていた会社から開放され、自由。
今は、まだ地面をヨタヨタ歩いているくらい。
贅肉をつけなければ、そのうち飛べるかもしれない！
家畜に改良される前は、アヒルだって空を飛んでいたはず。

原点に戻ろう！

いつも買い物で通る経路に泰山木が数本ある。
ここの木は、私の背が届くところで花開く。（泰山木は１０メートルにもなる）
白い優雅な、かおりのある花が今年も咲いた。
Ｂ５サイズくらいある大きな花。
開いて、たった１日でしぼんでしまう。
昨年撮った写真を見ると、６月９日だった。
自然は不思議！
小さな人間より偉大だとつくづく思う。


黙って本を読んでいても苦にならない人なので、いろいろな手に入る本を読む。
時には気を抜くために母に買っていった本をひきとってくる。
チョー高齢者には、さすがに推理小説、それも読みやすい文章の作者でないと無理。

そのうち、そう遠くなく、シリーズで研修会を企画するつもりでいる。
そのための勉強を毎日続けている。
経験だけでは、私くらいの経験では高が知れているから土台を作っておく必要がある。
介護関係だけを知っていても世間が狭くなる。
知識は広く知るに越したことはない。今の私にはその時間が許されている。

介護の土台は看護に由来していると私は思う。
基本の考えから、ケアの方法は同じだ。
もちろんリスクの捉え方も。
部下への指導法も同じことが言える。

数日前から枠を超えて「リーダーシップ論」を勉強している。
レポートを書かなくてはいけないから、理解し、読み込む、そして自分の言葉に置き換える必要があるので、繰り返し学ばないといけない。

アヒルが飛び立つには、それ相当の準備が要るよ！
何をどうしても自分の学びたい意欲を満たすためだからできる。
私が私のためにすることが、誰かのために役立てられるようになるようになった時、アヒルは飛べるのではなかろうか。

天使も悪魔にヘンシ～ン？

ナースコールが３回までなら天使、１０回以上なると悪魔になる！？
まず５分毎に鳴れば、「いいかげんにしてよ！」ですね。
お分かりになる人には「あと＊＊分待ってくださ～い！」
「＊時になったら行きますよォ。」

センサーを使用している人はお分かりでない人なので、こちらはどうしようもない！
センサーとナースコールは危険リスクの優先順位で走ります。
ナースコールが押せる人は『待てる！』ので、急病でもない限りは後回しになる。

スタッフも２４時間天使ではいられません。


『愛されることなく、愛せる人』は、神だと聞きました。
何も相手に求めず、ただ愛せるということなのでしょうか。

一瞬であれば、私も『神』になることはできるかもしれません。
自分の時間を誰かのために使える、のとは少し違うような気がしますね。

人の命の最後に居合わせる仕事をしてきて、考えさせられる出来事は数多くありました。
自分がその年齢になるまで知らなくても良いことを知ってしまいました。
全てが自分と同じではないけれど、予測がつくというのは嬉しくない。
図りきれない可能性と夢をまだ持っていたいなあ。


今日は、午後、夜、とオペラの練習。
違う団体です。
退職してから、声がのびやかに出るようになったんです！
まだ歌っていられそうです。
好きなことをやっていれば天使でいられる？（笑い）