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道産子の夏(’10)

2010-08-29 23:01:18 | 報道/ニュース
  29日のサンデーモーニング、北海道の「高温多湿」をとりあげた。


  北海道各地の豪雨。
  天人峡温泉で道路陥没。車が転落し一人死亡。
  この夏の北海道は、7月の降水量は平年の2倍に達した。
  日高山系の沢でワンゲル部の部員が鉄砲水で流され3人死亡など、
  河川の増水による事故も増えている。

  気温も今年の北海道は異常である。
  今年全国初の猛暑日は6月26日北海道内15地点で記録。
  6月に35度を超えたのは30年ぶりである。
  その後も例年をしのぐ暑さが続き、8月6日北見市37.1度(観測史上最高)
                  7日厚岸郡35.5度(観測史上最高)を記録。
  普段は冷房など無縁だが、
  今年は猛暑による冷房の使用で、夏の最大電力量を更新した。

  地元の気象予報士は、
  「北半球全体が高温状態になったというのが一つの特徴であるが、
  北海道に梅雨前線が停滞したような形で「蝦夷梅雨」があらわれた。
  今年は気候変動のターニングポイントとなった年というのが将来あるかもしれない。」

  農林水産業にも深刻なダメージを与えている。
  根室花咲港では、異常な海水温の高さでサンマの初水揚げ量(大型船)が昨年の5%。
  これから秋に収穫期を迎える農作物も根ぐされがおき、
  病害が発生、農家にダメージを与えている。

  この夏の異変が北海道に深刻な影を落としている。
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