2月27日 おはよう日本
#北海道のここがえーぞ
北海道の方のご無事をお祈りします
#北海道のここがえーぞ
自身に負けるな
また行くぞ
共通しているのは#北海道のここがえーぞ。
これをつけてつぶやかれた。
ツイッターなどSNSでこの#をつけて投稿すると
膨大なSMS上の情報から同じテーマの投稿が一覧で表示される。
もともとは冬場に落ち込む観光客を増やし
北海道の復興を支援しようと始まったものである。
2月に初めて北海道を訪れた宮崎出身の木之下さん姉妹。
旅行先に悩んでいとき
ツイートしながら北海道各地を回り地震からの復興を支援しようという企画を知った。
この取り組みは経済産業省の復興支援事業の一環として行われている。
観光客や地元の人のおすすめスポットを#北海道のここがえーぞという共通のハッシュタグをつけて発信。
おいしい食べ物やきれいな景色を投稿し
ほかの人の旅行の参考にしてもらおうというものである。
取り組みには有名人も次々と参加し北海道から魅力をツイート。
ツイッターのトレンドで1位を獲得するなど盛り上がりを見せている。
さらに航空会社などもこの趣旨に賛同し限定の格安ツアーを実施。
木之下さんたちは成田からの往復航空券と2泊分のホテル代込みで
1人3万円を切る料金でやって来た。
(木之下さん)
「実際にそこに行ってた人の感想を見て
自分も行ってみたいなと思うツイートばかりで。」
まず木之下さんたちが向かったのは空港近くの道の駅。
去年9月の地震直後は観光客が減った。
お目当ては2週間前に観光客が#北海道のここがえーぞとツイートしていた野菜たっぷりのスープカレー。
チキンと野菜のカレー
一番人気。
ツイッターで見たとおりの野菜がゴロゴロ入ったスープカレーが出てきた。
めっちゃおいしい
次に向かったのは札幌市東区にあるモエレ沼公園。
1週間前にここがえーぞと投稿された写真がきっかけである。
「雪のある地平線。
なかなか見られないので行ってみたい。」
無料で入れる穴場のスポット。
雪を堪能する。
自分たちの感想を今度はほかのだれかが北海道に来るきっかけになればと
#北海道のここがえーぞをつけて投稿する。
この銀世界が見たかった
シメパフェという文化があるらしいのでパフェでしめてみた
投稿されたここがえーぞはスマートフォンの位置情報をもとにマップに反映される。
どの場所に行けば御味体験ができるのか
初めての旅先で付近にどんなおすすめスポットがあるのかなどが一目でわかるという仕組みである。
この取り組みを考えたひとり
都内の広告代理店に勤める木村さん。
木村さんは西日本豪雨などの被災地でボランティア活動を行うなか
SNS上に投稿される復興支援のツイートをより効果的に役立てられないかと考えてきた。
去年の北海道地震の際も
#負けるな北海道
#けっぱれ北海道
#がんばろう北海道
などに通ったハッシュタグが数多く登場。
同じ支援を目的としているのに情報が分散してしまった。
そこで共通のハッシュタグを設定することで
発信力を強めより支援に結び付けたいと考えたのである。
木村さんは国や道内の自治体とも協議を重ね
“北海道のここがえーぞ”という共通のハッシュタグの活用を呼び掛けてきた。
「このハッシュタグを使っていただいたりとか。」
(北海道経済産業局 担当者)
「けっこう盛り上がっているというのは見ていて感じる。」
(木村さん)
「ツイッターの情報というものがすごく有益だからこそ
それをどう活用するのかというところがすごく大事だと思って
1つのハッシュタグを見れば
みんながその情報にたどり着くことができれば。」
#北海道のここがえーぞとツイートしながら旅行を続ける木之下さん姉妹。
訪れたお寿司屋さんではこの取り組みが会話のきっかけに。
「ハッシュタグで全部 北海道のいいところ見られちゃう。」
「そういうのを見ていくところを決めるんですか。
な、な、なんでしたっけ?」
「北海道のここがえーぞ。」
若い人たちならではの支援に励まされるという。
(すし店店主 竹山さん)
「実際そういう動いている方たちがここに来てくれるということは
すごくいいことだと思います。」
(木之下さん)
「安くて楽しくて
行きたかったところに行けて
ちょっとSNSで発信するだけでそれが復興支援につながる。」