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ラグビーブームを生かせ!競技人口どう増やすか

2019-12-13 07:00:00 | 報道/ニュース

11月15日 NHK「おはよう日本」


ラグビーW杯の熱狂が冷めやらぬなか
全国各地でラグビーの体験会が開かれている。
定員を超える応募が押し寄せた会場も。
いま多くの子どもたちがラグビーへの関心を高めている。
「面白かったです。」
「見るのも楽しいんですけど
 やるのも楽しいですね。」
競技人口を増やそうと取り組んできた日本のラグビー界。
前回のW杯での強い後悔があった。
4年前の大会
日本代表は強豪南アフリカを破り人々を熱狂させた。
このときも大きなラグビーブームが沸き起こった。
一時は伸びた全国の競技人口。
しかし継続して増やすことが出来ず目標の数字には遠いままである。
ブームを定着させるにはどうすればいいのか。
普及に力を入れてきた熊本県ラグビー協会の杉山眞一さん。
壁となっていたのは体験会のメニューだった。
実戦形式のやり方がラグビー初心者には難しい内容だったのである。
(熊本県ラグビー協会 杉山眞一さん)
「コーチがつきっきりでずっと教えている。
 その子はもうへとへとになって“疲れたぁ”だけで終わって次から来ない。
 もっとシンプルにわかりやすい方が
 子どもたちのニーズもつかめるし楽しめる。」
そこで杉山さんたちは体験メニューを一新した。
ボールを持って走るリレー。
ボールを持ってぶつかっていく練習。
ディフェンスの間をくぐり抜けるゲーム。
ラグビーの楽しさを実感できる簡単なメニューを考えた。
「走って楽しかった。」
「思いっきり走って運動できるし
 ずっとやっていきたいなと思います。」
さらには子どもたちの母親にも体験会のサポートに加わってもらう。
ラグビーを続けてもらうには親の理解も欠かせないという考えである。
(熊本県ラグビー協会 杉山眞一さん)
「保護者って本当に強力なサポーターなんですよ。
 むちゃくちゃ強力。
 チームのファンになってくれるし
 ラグビー自体のファンになってくれるはず。」
競技人口の増加を見越して
指導する体制を整えようという動きもある。
日本ラグビー協会は
指導者の資格がとれる年齢を20才から18才に引き下げた。
より早い段階からラグビーの指導を志す人を増やそうというのである。
(19才の大学生)
「大人になった時もラグビーに携わり続けたいと思うので
 違う角度からも挑戦しようかなと思って。」
(日本ラグビー協会 川合レオさん)
「高校生まででキャリアを終えるけれども
 ひきつづきラグビーにかかわりたいと思ったときに
 資格が取れなくて指導ができない状況はおかしいと思ったので
 受け入れ側として万全な指導体制を整えたいという意味で
 指導者を増やしたいと思っています。」



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