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「K-POP」スター養成 舞台裏

2012-02-19 19:50:49 | 海外ネットワーク



  2月11日 NHK海外ネットワーク


  ソウル市内にあるK-POPスターの養成所では若者たちがレッスンに打ち込んでいる。
  才能ある若者を発掘するオーディションも毎月のように行なわれている。
  加熱するK-POP人気の世界戦略のキーワードはメンバーの「多国籍化」。

  miss Aは、韓国人2人と中国人2人がグループのメンバーである。
  アジア各国に進出するとき、
  メンバーの出身国のファンに親近感を持ってもらえるメリットがある。

  養成所の運営会社 キム・ジヌ社長
  「グローバルに活動できる人材の育成も進めている。
   K-POPはわが国の輸出産業だというプライドを持っている。」

  この養成所が今、育成に力を入れている多国籍グループは、
  男性6人のボーカルグループで
  韓国人4人と、台湾から来た賀業文さん、そして東京出身の柿崎光さん。
  年内デビューをめざし毎日10時間以上レッスンを受けている。
  19歳の賀さんは去年7月に養成所に入った。
  柿崎さんは最年長の25歳で、
  3年前、東京で開かれたK-POPのコンテストで優勝し、
  歌唱力には自信がある。
  
  柿崎光さん
  「日本人なのに韓国でやっている人はそんなにいないと思うので
   韓国で成功して日本でも成功したい。」

  しかしこのメンバーでデビューできると決まったわけではない。
  毎月の試験をクリアできなければ脱退させられてしまうのである。
  これまでに2人がグループを去った。
  この日のレッスンでは問題が浮かび上がった。
  ダンスで柿崎さんと賀さんの動きが他のメンバーと合わない。
  韓国語の指導を理解するのに時間がかかり
  何度やっても動きがずれてしまうのである。
  ふたりはレッスンが終わっても遅れを取り戻そうと居残りをすると、
  他のメンバーも戻ってきて一緒に踊り始めた。
  目標は同じ、K-POPスター。
  メンバーの一体感が強まった。

  2月3日、残留試験を前に歌とダンスのチェックが行なわれた。
  賀さんは緊張でダンスがぎこちなくなってしまった。
  柿崎さんはやはり韓国語の習熟が課題だった。
  異国の地でスターになるため生き残るのはけっして容易ではない。  
  
  世界各国から集まった若者がK-POPスターに生まれ変わる。
  その戦略の原動力となるスターの卵たちは厳しい練習を続けている。
  日本の若者も負けてはいないが
  イ・ミョンバク政権は国家戦略として後押しをしている。
  それが文化を世界各国に広めるという役割もある。




  
  

  


  


  


  

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