7月29日 おはよう日本
五目ちらしずし ひじき大豆五穀ごはん チキンライス
秋田県大潟村の農家で作る会社が開発したレトルトのご飯。
賞味期限が3年と長いのが売りである。
開発したのは農家がコメを産直で販売するために設立した会社。
26年前の設立当初はコメの産直の珍しさで急成長したが
産直は流通制度の変化であたりまえとなり最盛期の半分に落ち込んでいる。
大潟村あきたこまち生産者協会 涌井徹社長は
スーパーや飲食店への販売を強化しようと東京や大阪などに営業拠点を置いた。
しかし苦戦が続いている。
売り上げが伸び悩む中で持ち上がったTPP。
いずれは外国から安いコメが入って来ると予想する涌井さんは
米の加工に力を入れることでピンチをチャンスに変えられないかと考えた。
(涌井徹社長)
「環境が大きく変化するときに
そこで初めて伸びようという企業というのはそれなりの努力をすることだと思う。」
約1億円をかけて賞味期限3年のレトルト食品を作ることができる機械を導入した。
まずは非常食となるレトルトごはんの開発に取り組んだ。
おいしさを損なわずに価格を1個400円程度にとどめた。
7月10日に東京で開かれた防災用品の見本市。
訪れた人に新しい非常食を売り込む。
社員から来場者の反応を聞いた涌井さんは大きな手ごたえを感じた。
涌井さんたちは今 さらなる新商品の開発をめざし各地の大学をまわり始めている。
最大の狙いは外国に負けない日本ならではの食品加工の技術である。
「これからもう1歩2歩3歩進んでいくため
いろんな先生方のお知恵を拝借したい。」
(大学の研究者)
「まず海外に住む日本人は絶対欲しがると思う。
住む日本人が食べれば戦勝食料店が扱って地域で売られるようになって
外国人も興味を示す。
需要は必ずあると思う。」
独自の技術を武器に加工したコメの輸出を伸ばしていけば
コメの需要全体を増やすことも可能だと考えている。
(涌井徹社長)
「たとえばむちゃくちゃ安いコメが来たと
その安いコメ国内で売りたいから来るんでしょ。
そのままそれを加工してより付加価値 加工して出すのも方法だ。」
TPP交渉がすすむなか輸出を目指した商品開発に動き出した秋田のコメ販売会社。
生き残りをかけた取り組みに突き進んでいる。
五目ちらしずし ひじき大豆五穀ごはん チキンライス
秋田県大潟村の農家で作る会社が開発したレトルトのご飯。
賞味期限が3年と長いのが売りである。
開発したのは農家がコメを産直で販売するために設立した会社。
26年前の設立当初はコメの産直の珍しさで急成長したが
産直は流通制度の変化であたりまえとなり最盛期の半分に落ち込んでいる。
大潟村あきたこまち生産者協会 涌井徹社長は
スーパーや飲食店への販売を強化しようと東京や大阪などに営業拠点を置いた。
しかし苦戦が続いている。
売り上げが伸び悩む中で持ち上がったTPP。
いずれは外国から安いコメが入って来ると予想する涌井さんは
米の加工に力を入れることでピンチをチャンスに変えられないかと考えた。
(涌井徹社長)
「環境が大きく変化するときに
そこで初めて伸びようという企業というのはそれなりの努力をすることだと思う。」
約1億円をかけて賞味期限3年のレトルト食品を作ることができる機械を導入した。
まずは非常食となるレトルトごはんの開発に取り組んだ。
おいしさを損なわずに価格を1個400円程度にとどめた。
7月10日に東京で開かれた防災用品の見本市。
訪れた人に新しい非常食を売り込む。
社員から来場者の反応を聞いた涌井さんは大きな手ごたえを感じた。
涌井さんたちは今 さらなる新商品の開発をめざし各地の大学をまわり始めている。
最大の狙いは外国に負けない日本ならではの食品加工の技術である。
「これからもう1歩2歩3歩進んでいくため
いろんな先生方のお知恵を拝借したい。」
(大学の研究者)
「まず海外に住む日本人は絶対欲しがると思う。
住む日本人が食べれば戦勝食料店が扱って地域で売られるようになって
外国人も興味を示す。
需要は必ずあると思う。」
独自の技術を武器に加工したコメの輸出を伸ばしていけば
コメの需要全体を増やすことも可能だと考えている。
(涌井徹社長)
「たとえばむちゃくちゃ安いコメが来たと
その安いコメ国内で売りたいから来るんでしょ。
そのままそれを加工してより付加価値 加工して出すのも方法だ。」
TPP交渉がすすむなか輸出を目指した商品開発に動き出した秋田のコメ販売会社。
生き残りをかけた取り組みに突き進んでいる。