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お金をかけずに売り上げアップ実現へ

2021-02-12 07:17:45 | 報道/ニュース

2021年1月25日 NHK「おはよう日本」


新型コロナウィルスの感染拡大で中小企業は売り上げの減少に悩んでいる。
そうしたなか愛知県の経営相談所が企業に斬新なアイデアを提案し
新しい商品やサービスを生み出している。

マスクに印刷されているのは名刺。
印刷会社が開発し
名前や社名に加え趣味なども描かれている。
マスクで表情が分からなくても“印象に残る“と話題に。
発売後
会社のホームページへのアクセス数は600倍に伸び
注文が殺到している。
(長屋印刷 中川社長)
「社員総出で電話をとったり
 本当にお祭り騒ぎで。
 こういう形に実を結んだというのは会社として非常に自信になった。」
岡崎市の創業98年の和菓子屋も新商品を発売。
どら焼きの手作りセットである。
巣ごもり需要が増えたことに目をつけた。
フルーツなど好きな食材を挟んでアレンジすることもできる。
作る工程は通常のどら焼き作りと同じで
追加の費用や負担はない。
(小野玉川堂 小野4代目 )
「客数だったら1,5倍とか
 手土産に使いたいという話も買ったりしたので。
 おかげさまでこれは好評をいただいている。」
これらを提案したのは岡崎市の経営相談所。
コロナ禍に苦しむ中小企業の売り上げ回復や販路拡大などの相談に応じている。
センター長の秋元さん。
需要の変化に対応し
いかにお金をかけずに売り上げアップを実現するかを信条にしている。
(岡崎ビジネスサポートセンター 秋元センター長)
「ずばり
 その会社のいいところ探しをして
 いいところを生かした売り上げアップを一緒にサポートして
 お金をかけなくても
 新たな使い道を提案したり
 知恵を一緒に出していく。」
スーパー銭湯からも相談があった。
広々とした露天風呂が自慢だが
売り上げはコロナの影響で多い時で3割以上減少していた。
秋元さんが目をつけたのは
広い休憩スペースなどの設備が揃っていることだった。
風呂上がりに漫画などを読むなどの机やいすを
そのまま仕事場としてつかえるようにした。
疲れをいやすリクライニングチェアもあり
リモートワークで訪れるサラリーマンが大幅に増えた。
(おかざき楽の湯 平山店長)
「ノートパソコン持ってきていただいてやっている方もいた。」
さらに空いているロッカーの活用も。
ランニング需要を取り込もうと
荷物の保管と入浴をセットにしたプランを用意し
土日を中心に人気だという。
設備投資は一切行わず
かかった費用はゼロ。
それでも新たな客層の取り込みに成功し利用客の回復につながっている。
秋元さんは
コロナ禍の今だからこそ
中小企業にとってビジネスチャンスがあると考えている。
(岡崎ビジネスサポートセンター 秋元センター長)
「コロナで需要がなくなったわけではない。
 需要が変わったんだと
 もちろん厳しい状況に変わりないが
 ピンチもチャンスとしてとらえるような可能性は広がってくるんじゃないか。
 スピードが問われる今だからこそ
 中小企業の皆様方の新たなチャレンジを
 新たな1年を一緒になってサポートしていきたい。」



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