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ネタバレ必至で読み解く主観的映画批評の日々!

英国王のスピーチ

2011-03-25 23:37:57 | 映画(あ)
評価点:71点/2010年/イギリス・オーストラリア 監督:トム・フーパー 邦画を見ているような安定感と予定調和。 1900年代初頭のイギリス王室。 ジョージ5世(マイケル・ガンボン)は年老いて世継ぎの問題が頭を悩ませていた。 第一皇子であるエドワード(ガイ・ピアース)は人妻にうつつを抜かし、イギリスの皇帝としては不安要素があった。 かといって、第二皇子のヨーク公(コリン・ファース)は、公務に必要不可欠の「スピーチ」ができなかった。 彼は吃音があり、まともに話すこともままならなかった。 ヨーク公は何とかそれを克服しようと、多くの医者に診察を受けたがいっこうに治る気配はない。 妻が見つけてきた医者はハーレー街にあるいかにも平民という作りの場所だった。 言語聴覚士のローグ(ジェフリー・ラッシュ)がつけた条件は、対等な関係で診察することだった。 渋るヨーク公だったが、彼の不可思議な手法にやがて飲まれていく……。 . . . 本文を読む
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