評価点:81点/2008年/日本
監督:宮崎駿
これは、「トトロ」以来の傑作かもしれない。
幼稚園に通う五歳の宗介(声:土井洋輝)は、瓶に閉じ込められた金魚を海辺で拾う。
瓶を割って救い出した金魚に「ポニョ」(声:奈良柚莉愛)という名前をつけた。
ポニョは海底に住むフジモト(声:所ジョージ)が作り出した人面魚だった。
フジモトは逃げ出したポニョを取り返すために、宗介を追う。
取り返したフジモ . . . 本文を読む
評価点:56点/1997年/アメリカ
監督:フランシス・フォード・コッポラ
若い弁護士が悪質保険会社と法廷で争う。
メンフィスの大学の新卒ルーディ(マット・デイモン)は、弁護士になるべく、バイトのコネで、
“なぐり屋”ストーンの下で働くことになった。
そこでの現実は、正義を貫きたいというルーディの思いとは違い、いかに原告を見つけるか、という「営業」のような毎日だった。
ルーディは、保険会社の . . . 本文を読む
評価点:71点/2003年/アメリカ
監督:エドワード・ズウィック
トム・クルーズ主演の本格的サムライ・ストーリー。
1870年代、日本は欧米の国々に対抗するため、アメリカのネイサン・オールグレン大尉(トム・クルーズ)を、戦術指南役として呼び寄せる。
しかし、オールグレンを待っていたのは、銃も目にした事が無い農民ばかりの兵士たちだった。
ある程度戦力をつけてきた部隊は、明治政府に反抗し続ける . . . 本文を読む
評価点:76点/2002年/アメリカ
監督:クリストファー・ノーラン
クリストファー・ノーラン監督の、同名映画のリメイク作。
アラスカのナイトミュートで、若い女性が撲殺されるという事件の捜査のため、ベテラン刑事のドーマー(アル・パチーノ)とその相棒ハップが訪れる。
実はドーマーは内務捜査官に目をつけられ、「左遷」に近い扱いだったのだ。
ナイトミュートで待っていたのは、エリーという新米の警察官 . . . 本文を読む
評価点:78点/2000年/アメリカ
監督:ブレット・ラトナー
ニコラス・ケイジ主演のハートフル・ラブ・ストーリー。
主人公は超やり手のエリート・サラリーマン。
しかし、彼にはクリスマスを共にする家族も恋人も居なかった。
彼には昔、将来を誓い合った恋人がいたが、彼女ではなく、仕事を選択したのである。
そして、クリスマスの晩、彼はコンビニで騒ぎを起しそうな黒人の男を助ける。
黒人は言う。「あん . . . 本文を読む
評価点:55点/2001年/アメリカ映画
監督:ゴア・ヴァービンスキー
▼以下はネタバレあり▼
メキシコに伝わる伝説の銃を巡っての攻防。
ジュリア・ロバーツとブラッド・ピットとの夢の初共演作品。
この二人にはことごとく(2本だけだけど)やられている感じ。
話の設定はうまいのに、見せ方と展開が悪い。
物語の構成がうまくかみ合っていない印象を受けた。
この物語は銃を巡る主人公二人の恋模様を描 . . . 本文を読む
評価点:83点/2000年/アメリカ
監督:M・ナイト・シャマラン
この映画は賛否両論あるようであるが、僕は好きだ。
職を探していた主人公(ブルース・ウィリス)は、帰りの電車の中で、事故に遭う。乗客は彼を残して全員死亡。
しかし彼は無傷だった。
数日後、彼の車に手紙が挟まっていた。
その送り主(サミュエル・L・ジャクソン)は、少しの衝撃でも骨が折れてしまうという難病の男だった。
「シックス . . . 本文を読む
評価点:80点/2001年/フランス映画
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
この映画を観て、幸せになれるかどうかは、紙一重か。
幼い頃から一人で空想することの多かったアメリ(オドレイ・トトゥ)は、ある日住んでいるアパートに隠されていた宝箱を発見する。
宝箱を届けたことをきっかけにして、アメリは人々を幸せにしようと決心する。
この映画は今年観に行った中(2002年)ではいちばん良かった。
飛び . . . 本文を読む
評価点:81点/1988年/日本
監督・脚本:高畑勲
神戸に住む少年は、大空襲に見舞われ家と母親を亡くしてしまう。
幼い妹を連れて田舎の親戚の元を訪ねるが、居候の身である少年と少女は、不遇の扱いを受ける。
仕方なく親戚の家を出て、橋の下で生活しはじめる兄妹だったが、食べものも尽き、飢えが忍び寄る。
神戸を舞台とした戦争の悲劇。言わずと知れた名作映画だろう。
アニメの批評を書きたいな、と思っ . . . 本文を読む
評価点:78点/1997年/アメリカ
監督:マイク・ニューウェル
アル・パチーノとジョニー・デップ主演のマフィアをめぐるサスペンス。
FBI捜査官であるドニー(デップ)が、おとり捜査間としてマフィアの一角であるレフティ(パチーノ)に近づく。
しかしNO.3ボスが殺されたことに端を発し、マフィア内での抗争が激しくなるにつれ、ドニーもそれに巻き込まれていく。
男と男の友情を描いたこの作品は、僕 . . . 本文を読む