評価点:??点/2025年/日本/81分
監督:鶴巻和哉
現時点で言えることは、あまりない。
▼以下はネタバレあり▼
宇宙世紀0079、増えすぎた人口のやり場に困った人類は、巨大なスペースコロニーを打ち上げ、そこで生活する道を選んだ。
しかし、地球と宇宙に住む者たちの格差は広がるばかり、スペースコロニーを生活の中心とするジオン公国は地球に向けて、独立戦争をしかける。
数ヶ月で人類の半数を失った戦争は、終焉を迎えることなく膠着状態にあった。
地球連邦軍の研究施設に潜入したシャア・アズナブル(声:新祐樹)は連邦軍の新型モビルスーツと、強襲戦艦を奪取に成功する。
ジオン公国はザビ家のドズルを失いながらも、地球連邦軍と戦争を繰り広げ、作戦は最終段階に入った。
エヴァのスタジオカラーがついにガンダムを手がける。
そのアニメのテレビ放映に先駆けて、映画が公開された。
公開当初から話題になり、興行収入も成功している。
私はなかなか時間が合わずに、要約見に行くことができた。
上映時間が短くたくさんの上映回があったので、時間が合わしやすかった。
ネタバレ厳禁、という触れ込みで、事前の情報はほとんどシャットアウトしていた。
上に書いたストーリーはすでにネタバレなので、何も知らないで見られることは、とても幸せなことだった。
それはさておき、物語が完結することのない初めの方であるので、評価はしにくい。
おもしろいのかどうかは正直、この後の展開によってかなり印象が異なってくるだろう。
それでも期待させる何かがあったことは確かなので、興行的にも話題作り的にも作品それ自体も、成功しているとはいえる。
初めにも書いたように、事前情報を得ていない人の多くは、「なんじゃこれ?」と冒頭の40分ほどは感じたはずだ。
これはガンダムの新作なのか、それともファーストガンダムの焼き直しなのか。
最近の作品の傾向として「IF」や「異世界」「パラレルワールド」というような設定が多いようだ。
いや、まったくほとんどその傾向を追っていないので、テキトウに書いている。
この作品も、IFを前提として話が進むようだ。
もし、もしガンダムが奪取されていたら? ジオンが独立に成功していたら?
その前提で話が進んでいく。
知っているようで知らない物語が進んでいく。
どこまで本気で、どこまで「なんちゃって」となるのかわからないまま、シャアの行方不明で前半が終わる。
主人公となるマチュ(声:黒沢ともよ)が登場してくるのはその後のことだ。
サイコミュを搭載したジークアクスに乗り込み、感覚的に操作できてしまったマチュは、ニュータイプであろう。
よって、物語はニュータイプとは何か、ということが一つのキーワードになってくることを予感させる。
かつ、シャアが行方不明になったのも、キラキラと呼ばれる何かに導かれたためであることが示唆されている。
ファースト以降、ニュータイプ(などの類似品含む)の安売りが顕著だったが、ジークアクスではそのニュータイプそのものにフォーカスした物語が展開されるのだろう。
いくつかの謎と、伏線がうまく置かれており、かつ斬新でどこかの汎用人型決戦兵器のようなモビルスーツが戦うシーンは、まことにスタジオカラーらしさがある。
情報の出し方や先行劇場公開といった売り方が、一定の層にマッチしたのだろう。
しかし、作品の内容についてこれ以上語りようがないのも事実だ。
おもしろくなるのか、期待外れに終わるのか、ネームばかりで声優が頑張るのか、それは本編が始まるまではわからない。
プラモデルも売り切れているようだし、ひとまず成功なのだろう。
この熱が冷めないうちに、できればテレビを放映してほしいものだ。
監督:鶴巻和哉
現時点で言えることは、あまりない。
▼以下はネタバレあり▼
宇宙世紀0079、増えすぎた人口のやり場に困った人類は、巨大なスペースコロニーを打ち上げ、そこで生活する道を選んだ。
しかし、地球と宇宙に住む者たちの格差は広がるばかり、スペースコロニーを生活の中心とするジオン公国は地球に向けて、独立戦争をしかける。
数ヶ月で人類の半数を失った戦争は、終焉を迎えることなく膠着状態にあった。
地球連邦軍の研究施設に潜入したシャア・アズナブル(声:新祐樹)は連邦軍の新型モビルスーツと、強襲戦艦を奪取に成功する。
ジオン公国はザビ家のドズルを失いながらも、地球連邦軍と戦争を繰り広げ、作戦は最終段階に入った。
エヴァのスタジオカラーがついにガンダムを手がける。
そのアニメのテレビ放映に先駆けて、映画が公開された。
公開当初から話題になり、興行収入も成功している。
私はなかなか時間が合わずに、要約見に行くことができた。
上映時間が短くたくさんの上映回があったので、時間が合わしやすかった。
ネタバレ厳禁、という触れ込みで、事前の情報はほとんどシャットアウトしていた。
上に書いたストーリーはすでにネタバレなので、何も知らないで見られることは、とても幸せなことだった。
それはさておき、物語が完結することのない初めの方であるので、評価はしにくい。
おもしろいのかどうかは正直、この後の展開によってかなり印象が異なってくるだろう。
それでも期待させる何かがあったことは確かなので、興行的にも話題作り的にも作品それ自体も、成功しているとはいえる。
初めにも書いたように、事前情報を得ていない人の多くは、「なんじゃこれ?」と冒頭の40分ほどは感じたはずだ。
これはガンダムの新作なのか、それともファーストガンダムの焼き直しなのか。
最近の作品の傾向として「IF」や「異世界」「パラレルワールド」というような設定が多いようだ。
いや、まったくほとんどその傾向を追っていないので、テキトウに書いている。
この作品も、IFを前提として話が進むようだ。
もし、もしガンダムが奪取されていたら? ジオンが独立に成功していたら?
その前提で話が進んでいく。
知っているようで知らない物語が進んでいく。
どこまで本気で、どこまで「なんちゃって」となるのかわからないまま、シャアの行方不明で前半が終わる。
主人公となるマチュ(声:黒沢ともよ)が登場してくるのはその後のことだ。
サイコミュを搭載したジークアクスに乗り込み、感覚的に操作できてしまったマチュは、ニュータイプであろう。
よって、物語はニュータイプとは何か、ということが一つのキーワードになってくることを予感させる。
かつ、シャアが行方不明になったのも、キラキラと呼ばれる何かに導かれたためであることが示唆されている。
ファースト以降、ニュータイプ(などの類似品含む)の安売りが顕著だったが、ジークアクスではそのニュータイプそのものにフォーカスした物語が展開されるのだろう。
いくつかの謎と、伏線がうまく置かれており、かつ斬新でどこかの汎用人型決戦兵器のようなモビルスーツが戦うシーンは、まことにスタジオカラーらしさがある。
情報の出し方や先行劇場公開といった売り方が、一定の層にマッチしたのだろう。
しかし、作品の内容についてこれ以上語りようがないのも事実だ。
おもしろくなるのか、期待外れに終わるのか、ネームばかりで声優が頑張るのか、それは本編が始まるまではわからない。
プラモデルも売り切れているようだし、ひとまず成功なのだろう。
この熱が冷めないうちに、できればテレビを放映してほしいものだ。
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