評価点:80点/2019年/イギリス/116分
監督:ダニー・ボイル
剥奪された記号。
売れないシンガーソングライターのジャック(ヒメーシュ・パテル)は、大きなフェスに招待され意気込むが、結果は惨敗。
大きな挫折を経験したジャックは、幼なじみで付き人のエリー(リリー・ジェームズ)に音楽の道を諦めることを告げた。
その直後、大規模な世界的な停電が起こり、同時にジャックはバスに轢かれてしまう。
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評価点:85点/2019年/日本/111分
監督:今石洋之
すべてのアメメーションを置き去りにする映画。
30年前、突然人体が発火するという事件が世界各地で起こった。
原因不明で、人口は約半数までに落ち込んだ。
現在、その火事を消すための専属の消防隊が結成され、速やかに消火活動が行われるようになり、世界は安定していた。
だが、ある日、その人体発火現象を利用したテロリスト、マッドバーニッシュが . . . 本文を読む
評価点:78点/2017年/日本/96分
監督・脚本:上田慎一郎
なんだ、この読後感は!
ゾンビ映画の撮影現場、女優と男優の熱意のない演技に対して日暮隆之監督(濱津隆之)は激高し、撮影は一次中断された。
その間もカメラが回り続け、メイクを担当する女性からは監督がこの作品に対して強い思い入れがあることを教えられる。
しかし、主演の二人は奇妙な雰囲気を感じとり、メイクの女性が、この現場は昔日本軍 . . . 本文を読む
不倫に対する過剰な批判はいったいどこから来るのだろう。
極めてプライベートな内容にまで踏み込まれた取材は辟易する。
しかし「世間」はそれを求めているようだ。
私はこれは羨望なのだと考えている。
多くの人は不倫なんてできない。
そんな甲斐性もないし、異性としての魅力もない。
だから、羨ましさとの裏返しとしての批判なんだと。
しかしそれだけではないような気もする。
批判する人は執拗に、徹底的に嫌悪感 . . . 本文を読む