鬼滅の刃が驚くほどのストリームを生み出している。
各地であらゆるグッズが売られ、そして転売されている。
ネットでは転売を行う人に対して辛辣な言説が飛び交っている。
だが、一向にその傾向は収まらない。
それどころか、ますます「猫も杓子も鬼滅の刃」になりつつある。
ないことが「欲しい」という感情を生み、また需要が高まり、あらゆるものが高騰していく。
プレイステーション5も、Nintendo swit . . . 本文を読む
喫煙者はあたりかまわまず吸いまくる。
喫煙しない人にはそれが信じられない。
少なくとも、喫煙しない人には、そのように映る。
それはまさに〈分煙〉である。
喫煙をめぐる断絶。
分断ならぬ〈分煙〉である。
喫煙しない人には「ここではすっていい、というところ以外では吸ってはいけない」と理解して分煙を考えている。
しかし喫煙者は「ここでは吸ってはいけない、というところ以外は吸ってもいいのだ」と考えてい . . . 本文を読む
クレーマーの心理を理解することは難しい。
そんな思考に私はならないからだ。
だが、彼らの言動を具に観察するとそこには私には理解できない、永遠に和解できない理由めいたものが見えてくる。
共通理解や和解というのはお互いの円がある点で重なり合うことだというイメージを漠然ともっている。
相手の怒り、要望、こちらの都合、不手際、立場、利益……。
謝罪で済む場合もあれば決裂という着地点を見出す場合もあるだろ . . . 本文を読む
現代には言っても仕方がないことばが存在する。
それは結局自分の課題から逃げるための逃げ道になるだけでなにも解決しない。
そういうことばの誘惑に負ける前に、自分の使用語彙から放逐すべきだ。
一つ目が「忙しい」。
現代人はみな常に忙しい。
忙しくない人は暇だと嘆く。
そしてその忙しさは大抵なにかをしたいと思っているのに、それが他の影響でできないときに限られる。
要は「このやるべきことは(時間をかけて . . . 本文を読む