評価点:86点/2011年/イギリス/112分
監督:リン・ラムジー
予想以上に、原作に忠実な映画化。
エヴァ・カチャドリアン(ティルダ・スウィントン)は朝起きたとき自宅に赤いペンキがべっとりと塗られているのに動じずに見つめいた。
彼女の心に去来するのは、夫との懐かしい日々、そして息子の16歳の誕生日三日前の朝の様子だった。
彼女は無表情のまま、新しい職場を探すべく、旅行代理店の面接へと向 . . . 本文を読む
評価点:74点/2012年/アメリカ/102分
監督:アスガー・レス
アメリカの縮図をにおわせながらも、ハートフルなスパイ・サスペンス。
ニック・キャシディ(サム・ワーシントン)は、ホテルの一室を予約し、軽く食事をとったあと、いきなり窓から外に出た。
周りは通りからその様子を見上げ、大騒ぎになった。
自殺志願者に見えた彼は、警察に「リディア・マーサー刑事(エリザベス・バンクス)を交渉人として . . . 本文を読む
映画の予告編を見て、この映画は見に行こうと決めて原作を手に取った。
ほとんど予備知識なしで読み始めたので戸惑ったが、一気に読了できたのは翻訳文学に対しての僕の抵抗が少なかったからだけではあるまい。
本屋にあまり平積みしているような本ではないので、ぜひ探し出して読んでほしい。
この本を読み終わったとき、自分にとって自明だった事柄がいくつか瓦解するだろう。
それは生やさしい経験ではないだろうし、人によ . . . 本文を読む
評価点:70点/2012年/アメリカ/136分
監督:マーク・ウェブ
ちょっと空気読めないピーターは、イマドキの高校生なのです。
高校生のピーター・パーカーは、幼い頃両親からおじさん、おばさんの元へ預けられた。
ある時、おじさんの家の地下室から父が残したバッグが出てくる。
そこには、ある研究についてのヒントが書かれていた。
父親と共同研究していたというコナーズ博士(リス・エヴァンス)の元を訪 . . . 本文を読む
評価点:75点/2012年/日本/93分
監督:窪岡俊之
及第点。問題はここから「アニメの意義」を示せるかどうか。
ガッツ(声:岩永洋昭)が鷹の団に入り、鷹の団はますます勢いを増していた。
ある日の戦で、キャスカ(声:行成とあ)が体調不良のところを敵将に襲われ、ガッツはキャスカを守るため二人で崖から落ちる。
甲冑のままキャスカを抱いて泳ぎ、一命を取りとめた二人の元へ、敵百人程度が彼らを囲んだ . . . 本文を読む