評価点:81点/2014年/アメリカ/131分
監督:マット・リーヴス
映画と言うより、一つの「歴史」を見ているような緻密さ。
前作から10年、ウイルスによって人類は激減していた。
エイプ(猿)たちは自分たちの家を築き、平和に暮らしていた。
シーザー(アンディ・サーキス)は父親として、またエイプたちのリーダーとして他の者を統制していた。
あるとき、数年ぶりにエイプの森に人が現れる。
銃を持っ . . . 本文を読む
評価点:62点/2014年/アメリカ/165分
監督:マイケル・ベイ
一度終わらせた物語を再び立ち上げたシナリオはすごいが……。
オートボットたちは地球人たちとともにディセプティコンから懸命に地球を守った。
しかし、地球人たちは、オートボットがいたからこそ、地球が危うくなってしまったのだと断じ、すべてのトランスフォーマーを破壊するという方針を打ち出した。
その一方で、人類より遙かに優れたこの . . . 本文を読む
評価点:75点/2014年/ドイツ・イギリス/100分
監督:ウェス・アンダーソン
〈喪失〉と〈語り〉の物語。
現代。作家の墓の前で、ある1人の読者が彼の作品を紐解こうとする。
その作品にはその作家がかつて若い頃に聞いた話を語っていた。
その話は、1968年栄華を極めた「グランド・ブダペスト・ホテル」という山奥にあるホテルのオーナーの話だった。
そのオーナー・ゼロが若かりし頃(1932年)、 . . . 本文を読む