評価点:87点/1968年/アメリカ/142分
監督:スタンリー・キューブリック
言わずと知れたSF映画の金字塔。
人類は猿人から分岐し、道具を扱う知性を身につけた。
そのおよそ400万年後、2001年、人類は宇宙進出を目指していた。
月の基地に、400万年前から埋まっていると思われる石碑が見つかる。
それは明らかに人工物であり、その謎は深まるばかりだった。
そして木星へと人類初めて有人の探 . . . 本文を読む
評価点:78点/2014年/アメリカ/118分
監督:ダン・ギルロイ
つながりのない彼は無敵か。
アメリカの最下層で生きるブルーム(ジェイク・ギレンホール)は、その日暮らしをしていた。
家と車はいちおうあるが、職はなく、電線やマンホールを盗んでそれを業者に売ることを生業としていた。
ネットを見ながら会社勤めを夢見ているが、どこも雇ってくれない。
ある日、そんな彼が夜中車を走らせていると、事 . . . 本文を読む
評価点:60点/2010年/日本
監督:トラン・アン・ユン
語る位置を失った「僕」。
1976年、高校生のキヅキ(高良健吾)と直子(菊池凛子)、そして「僕(ワタナベ(松山ケンイチ))」は、恋人と友人という奇妙な関係でずっと三人一緒だった。
ある日、突然キヅキは車に排ガスを引き込み、自殺してしまう。
大学生になり、逃げるように東京に向かった僕は、東京で直子と再会する。
キヅキの話題に全く触れ . . . 本文を読む
評価点:74点/2002年/アメリカ
監督:スパイク・リー
もっとシンプルにしても十分おもしろかったかも。
麻薬密売人だったモンティ(エドワード・ノートン)は仲間のタレコミによって七年の実刑をくらう。
翌日刑務所に送られるというその日、モンティは幼友達らとささやかな送別会を開いてもらう。
組織のボスニコライに呼びかけられたモンティは、ニコライの待つバーを訪れる。
「セントアンナの奇跡」を . . . 本文を読む
評価点:79点/2010年/アメリカ
監督:ジェームズ・マンゴールド
キャメロン・ディアスに完璧に感情移入できる。
父親が完成できなかったGTOのパーツのためにカンザスに行っていたジューン・ヘイヴンス(キャメロン・ディアス)は、偶然出会った謎の男ロイ・ミラー(トム・クルーズ)と同じ飛行機に乗り合わせた。
甘い台詞を吐くロイにめろめろの彼女は、機内のトイレでおめかしして出てくると「パイロットが . . . 本文を読む
評価点:54点/2009年/アメリカ
監督:ロブ・マーシャル
あふれ出す感情が、あまりにもミニマム。
1965年、イタリア出身の映画監督グリド(ダニエル・デイ・ルイス)は、一世を風靡した有名監督だった。
彼が新作を撮影するということで、記者たちは彼に群がった。
プロデューサーとともに開いた記者会見で、具体的な話を一切せずに、彼は撮影現場から逃げ出してしまう。
彼には発表するべき内容をもってい . . . 本文を読む
評価点:65点/1999年/アメリカ
監督:リサ・ブラモン・ガルシア
やっぱり大晦日には何かが起こる?!
新年を恋人と過ごしたいと思う男女は、最後の望みをかけた大晦日、街に繰り出してどんでん返しの恋を狙っていた。
大晦日が誕生日という不運(?)なケビンは恋人と別れたばかり。
腐れ縁となってしまった女友達とぐちりながら若者が集まるバーで、シングルの女の子を探していた。
また昨日知り合った恋人の . . . 本文を読む
評価点:83点/2007年/アメリカ
監督・脚本:ファン・カルロス・フレスナディージョ
生き残った人間は「正しい」のか。
血液、唾液から感染するRAGEウイルスが発生して28日後には、ロンドンは壊滅状態に陥り、イギリス本土は閉鎖された。
発生後20週が経過した頃に、ようやく事態が収束し始め、アメリカ軍による復興支援が始まり、イギリスへの移住が始まった。
28週後、はじめて子どもが移住者として . . . 本文を読む
評価点:73点/2007年/アメリカ
監督:ジョン・タートルトーブ
制作:ジェリー・ブラッカイマー
超手軽アドベンチャー。
ベン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)は、前作の騒動によって一気に有名になり、多くの講演で喝采を浴びていた。
そんなトーマスにウィルキンソン(エド・ハリス)がゲイツの祖先であるトーマス・ゲイツは、リンカーン暗殺を企てた人物だという証拠を突きつける。
祖先は先住民の黄金都市の発 . . . 本文を読む
評価点:75点/2009年/アメリカ映画
監督:ローランド・エメリッヒ
そこまでしないとリセットできないのか。
売れない作家を続けているジャクソン(ジョン・キューザック)は、二人の子どもを連れて離婚した妻の元を訪れる。
子どもをキャンプに連れて行く約束していたのだ。
いつも通り、寝坊した挙げ句、肝心の車にエンジンがかからない。
仕方なく仕事(副業)で使用しているリムジンで子どもの元へ駆けつけ . . . 本文を読む