評価点:83点/2019年/日本/168分
監督:片渕須直
原作:こうの史代
特別でなくてもいい。普通でいい。
浦野すず(声:のん)は、おっとりした性格で、広島で海苔業を営む一家に生まれた。
世は、のちの第二次世界大戦(大東亜戦争)に突入しようかという時代だった。
19歳になったすずのもとに、突然縁談が持ち上がる。
どういう人なのかわからないまま祝言を済ませたすずは、北條という姓になった。 . . . 本文を読む
評価点:76点/2019年/韓国/132分
監督・脚本:ポン・ジュノ
対比と反復の文体。
韓国の最下層の人間たちが住む、半地下でキム一家は生活していた。
息子のギウ(チェ・ウシク)は、大学受験に失敗し、しかし金銭的な余裕はなく予備校などに行くことはできない。
美大に進もうとしたが失敗した姉のギジョン(パク・ソダム)もまた定職がなかった。
父親と母親の二人も、働き先がなく、内職をするだけ。
そ . . . 本文を読む
評価点:69点/2019年/イギリス・アメリカ/119分
監督:サム・メンデス
作品世界に没頭できない、何か。
1917年、第一次世界大戦が長期化し、フランスとドイツの国境で戦争が起こっていた。
上等兵のトム・ブレイク(ディーン=チャールズ・チャップマン)と、コスフィールド(ジョージ・マッケイ)は上官から呼び出され、秘密の伝令を別部隊に渡すように伝えられる。
それは、撤退したドイツ軍を追って . . . 本文を読む
評価点:57点/2018年/アメリカ、イギリス、フランス/105分
監督:ジャウム・コレット=セラ
通勤電車よりもまわりくどい。
元刑事のマイケル・マコーリー(リーアム・ニーソン)は保険を売る営業マンだった。
だが、あるとき突然リストラにあい、どうすればいいか途方に暮れていた。
息子は大学に進学し、お金が必要だったからだ。
刑事の元同僚に相談したが、よい結果が得られるわけも無かった。
そんな . . . 本文を読む