★ネタバレなし★
今年話題の本と言えば、これだろう。
ビジネス関係のコーナーに必ずと言っていいほど置いてあるはずだ。
タイトルが英字なので、それを「ファクトフルネス」と読んでいない人も、表紙を見れば「ああ、見たことがある」となるはずだ。
それくらい、書店で目にすることが多い。
私はどんな本なのかわからなかったので、手に取らなかったが、他の本を探しているときに目について目次を確認して衝動買いする . . . 本文を読む
もちろん、「三四郎」に続く流れで読んだ。
三部作の最後の作品だ。
主人公の宗助は役所勤めであり、ひっそりと妻御米と暮らしている。
生活はそれほど余裕のない中で暮らしているが、叔父のもとに置いていた弟が、叔父が急逝したことから世話をどうするかという問題が持ち上がる。
だが、弟は宗助も御米も軽蔑している節がある。
それが分かっていることもあり、だが、10も年下のまだ学生の弟を無視することもできない。 . . . 本文を読む
「三四郎」に続く、三部作の二作目。
こちらも新聞に連載されていた作品だ。
今更何を、というところかもしれないが、読んでいなかったので、読んだ。
東京の大学に通っていた代助は、帰郷したが定職にも就かずにぶらぶらしていた。
父は名家だったので、毎月父親から援助してもらっていた。
いいかげん三十歳になったのだからと、縁談をもちかけられては断ってきた。
彼の頭の中には、ふつふつと三千代という親友の細君 . . . 本文を読む
恥ずかしい話だが、「こころ」は幾度となく読んできたが、「三四郎」は今回はじめて読んだ。
石原千秋「近代という教養」を読んだ後、これは読んでおくべきだなと今更ながら思ったからだ。
彼以外の論考を読んでいないので、読みを深めるためにももう少し読むべきかもしれない。
「こころ」よりも筋がわかりにくく、教科書教材に向かないのだろうと思うが、私はこちらのほうをむしろ広く日本人が読むべきではないかと思う。
. . . 本文を読む
評価点:75点/2019年/アメリカ/135分
監督:ジョン・ワッツ
身から出たサビpart2!
アイアンマンが死に、指ぱっちんから復活した人々に日常が訪れた。
復活したピーター(トム・ホランド)は、夏休みを楽しめると思って慕っているMJとの距離をつめることを画策していた。
科学部の旅行でベネツィアに行くことになった彼は、水のヴィランに襲われる。
謎の男ミステリオ(ジェイク・ギレンホール) . . . 本文を読む
評価点:85点/2017年/アメリカ/133分
監督:ジョン・ワッツ
これは、「アベンジャー」シリーズ最高傑作か。
「シヴィル・ウォー」の直後、その才能を見いだされたスパイディこと、ピーター・パーカー(トム・ホランド)は、スターク社からの「研修」と称して頻繁に世直しに出ていた。
しかし、一向にトニー(ロバート・ダウニー・Jr)から評価されない。
業を煮やしているところに、宇宙技術を応用して武 . . . 本文を読む
評価点:80点/2019年/アメリカ/132分
監督・脚本:マイケル・ドハティ
マンガ的、プロレス的。
前作「ゴジラ」の襲来から5年、そのとき息子を喪った研究者エマ・ラッセル(ヴェラ・ファミーガ)は、あらたに見つかった巨大生物(タイタン)たちを注意深く監視していた。
離婚してしまった元夫のマーク(カイル・チャンドラー)とは疎遠になったままだった。
彼女はタイタンたちとコミュニケーションできる . . . 本文を読む
評価点:74点/2016年/イギリス・フランス・アメリカ/92分
監督:ジェームズ・ワトキンス
現代社会の「敵」はだれだ?!
フランス、パリでスリを生業にしている男リチャード(マイケル・メイソン)は、ある日女性から紙袋をすった。
しかし、その中には女性が置きそびれた爆弾が入っていた。
知らなかった男は、袋をゴミ箱に捨て、去ったところで爆発する。
驚いた男は立ち去ったが、そのゴミ袋はテロ計画 . . . 本文を読む