評価点:63点/2013年/アメリカ/109分
監督:ニール・ブロムカンプ
壮大な世界観だが、穴が多すぎる。
2154年、環境破壊が進んだ地球では住めなくなったため、富裕層は「エリジウム」という巨大なコロニーを建設し、すみかとしていた。
しかし、大多数の貧困層は地上で生きていた。
ある日、荒廃したロスに住むマックス(マット・デイモン)は働いていたロボット工場で事故に遭い、致死量の被爆を経験す . . . 本文を読む
評価点:70点/2013年/日本/120分
監督・脚本・編集:是枝裕和
「脳の時代」における、象徴的で現代的な問いかけ。
12月、息子・慶多(二宮慶多)に私立の小学校受験をさせた野々宮良多(福山雅治)の元に産婦人科の病院から連絡があった。
話によると、慶多は他の家族の子どもと取り違えられた可能性がある、ということだった。
DNAを調べるとやはり斎木家の琉晴(黄升)と取り違えていたということ . . . 本文を読む
評価点:74点/2013年/イギリス/99分
監督:エラン・クリーヴィー
制作総指揮:リドリー・スコット
発端となる事件の見せ方、隠し方がうまい。
マックス・ルインスキー(ジェームズ・マカヴォイ)は窃盗団のジェイコブ・スターンウッド(マーク・ストロング)をすんでのところまで追い込みながら、取り逃がしてしまう。
それによって足を負傷したマックスは3年経ったが、未だ心と体に傷を負ったままだった . . . 本文を読む
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帰ってから方々にお土産を配った。
両家の実家、友人、職場などなど。
いくつかおもしろかったものをここで紹介しておこう。
ホテルの周りを散策しているときに、チョコレート・ミュージアムに入った。
行ったのは中の博物館には入らずに併設されている売店だけだった。
そこにはチョコレートに関するあらゆるアイテムが売られていた。
私たちが目に付いたのはチョコレートの石けん。
チョコレートの濃い . . . 本文を読む
← その6へ
最終日こそは、と空港までの送迎タクシーの時間までゆっくりしていた。
他の記事では書けなかった点についてすこし触れておこう。
一つはやはりスーパーマーケットだ。
日本の店舗とは違って、石造りの立派な建物の一階や二階(もしくは地下)にある。
一見するとユニクロのようなファッションの店かと見えるけれども、それが「モノップ」や「モノプリ」というスーパーである。
日本のスーパーとほとんど同 . . . 本文を読む
← その5へ
最終日。
7日目はほぼ移動だけで終わってしまうので、実質的には観光は最終日となった。
この日はなんのツアーにも参加せずに、完全に自由行動となっていた。
行く前は様々な案があったが、とにかくこれだけは行っておいたほうがよい、と言われた「マレ地区」に向かうことにした。
ガイドブックに載っているルートをほとんどそのままトレースした。
まずはノートルダム大聖堂まで地下鉄を乗り継ぎ、マレ地区 . . . 本文を読む
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モン・サン・ミッシェル、ヴェルサイユと続いたオプション・ツアーは最後のルーヴル宮観光となった。
朝から地下鉄で移動し、ルーヴル前の広場に集合となっていた。
朝食を済ませた私たちは、緊張しながら地下鉄に乗った。
先入観もあったのかもしれない。
日本の地下鉄とはかなり趣が違っていた。
様々な人種が利用するフランスの地下鉄は少し薄暗く、殺伐とした雰囲気だった。
鞄を前に抱えて、周りに集中 . . . 本文を読む
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4日目は、こちらもオプション・ツアーの半日ヴェルサイユ宮殿観光。
ヴェルサイユ宮殿はもともとパリ郊外の狩猟場だった。
狩猟はヨーロッパでは非常に重要なものの一つで、首領にのみ許されたものだった。
狩猟はよき軍事訓練の場であり、特権階級のみ許されていたのだ。
ヴェルサイユは今でこそ、究極の贅沢を極めた宮殿として世界的に有名だが、もともとはもっとこぢんまりとした村だったそうだ。
それが . . . 本文を読む
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移動の疲れもあって、2日目の夜は早く眠りについた。
ふと目が覚めると、午前2時くらいだった。
ホテルの部屋は一階だったので、すぐ外に出られる扉があり、私はこっそり部屋を出た。
外はかなり冷え込んでいた。
寝ていたままの格好だったので、体を震わせながらモン・サン・ミッシェルが見える場所まで走っていった。
そこには、幻想的にライトアップされた島が浮かび上がっていた。
写真を三枚ほど撮っ . . . 本文を読む
←その1へ
2日目はモン・サン・ミッシェルへ小旅行というプランを選択していた。
移動だけで5時間近くかかるということだったので、どうせなら一泊しようと決めたのだ。
前日の12時間移動に加えて、さらにバスで(しかも極小スペース)の移動というハード・スケジュールになってしまった。
朝ご飯も食べられない早朝に集まり、日本人ガイドによるオプションツアーに出かけた。
途中でのトイレ休憩は一度だけ。
バス・ . . . 本文を読む