評価点:73点/2022年/イギリス・アメリカ/107分
監督:スコット・マン
そんなタトゥーは消しとけ。
クライマーのベッキー(グレイス・キャロライン・カリー)とダンは結婚して間もなく、渓谷を登っているときに事故に遭ってしまう。
ダンを失ってしまったベッキーは、失意の余り引きこもりの生活を送るようになった。
一年が経ったころ、一緒に登っていたハンター(バージニア・ガードナー)に、今は使われ . . . 本文を読む
評価点:84点/2023年/日本/124分
監督・脚本:ヴィム・ヴェンダース
美しき日常の日々。
平山(役所広司)は東京の公共トイレの清掃員だった。
今日も朝目覚めて規則正しくあてがわれたトイレの清掃に向かった。
ほとんど人と話すこともない平山は夕方には仕事を終えて、近所の銭湯に向かい、浅草の小さな居酒屋でチューハイをあおる。
毎日同じような生活だが、少しずつ変化が起こる。
ドイツ人映画監 . . . 本文を読む
評価点:55点/2013年/アメリカ/109分
監督:アレン・ヒューズ
いかにも中途半端か。
刑事のビリー(マーク・ウォールバーグ)は、暴行容疑の市民を一方的に撃ち殺したとして、追及された。
嫌疑不十分で不起訴になったが、当時の署長から辞職するように促される。
7年後、私立探偵になったビリーは、そのときの署長で現市長のホステラー(ラッセル・クロウ)に呼び出される。
妻が不倫している可能性があ . . . 本文を読む
評価点:90点/1995年/アメリカ/170分
監督:マイケル・マン
義理と人情に翻弄される男たち。
ロスで裏の仕事を家業としていたニール(ロバート・デ・ニーロ)は、麻薬でもうける実業家の裏の証券を強奪する。
しかし、チームの新参者だったウェイングローは予期せずに警官を殺してしまう。
その捜査を任されることになったヴィンセント(アル・パチーノ)は、手口があまりにも鮮やかだったことから、通常の . . . 本文を読む
評価点:73点/2022年/アメリカ/151分
監督:スティーブン・スピルバーグ
真実を描き出す装置。
第二次世界大戦後、ユダヤ人の両親をもつサム・フェイブルマン(ガブリエル・ラベル)は、初めて映画館に連れて行かれた。
大画面の大音量の映画館で繰り広げられる世界に魅了され、自分でも映画作りをしたいとおもうようになった。
映画作りに熱中する息子を持て余していたが、父親の仕事が評価されフロリダに . . . 本文を読む
評価点:85点/2020年/アメリカ/113分
監督:エメラルド・フェネル
彼女は何と戦うのか。
キャシーこと、カサンドラ・トーマス(キャリー・マリガン)は、30歳になろうとしていた。
医大を中退して、実家に居座り、カフェで働いていた。
友達も彼氏もいない。
しかし、そんな彼女には裏の顔があり、夜な夜なバーに行っては泥酔したふりをして、「お持ち帰り」しようとする男に制裁を加えていたのだ。
両 . . . 本文を読む
評価点:78点/2017年/アメリカ/113分
監督・脚本:エドガー・ライト
キャラクターとシナリオと、アクションと音楽と。
天才的なドライバー、ベイビー(アンセル・エルゴート)はいつもイヤホンをして音楽を聴いていた。
耳が不自由な義父の面倒を見ながら、銀行強盗の現場から警察の追跡から逃がす、逃がし屋をしていた。
強盗チームのリーダーであるドク(ケヴィン・スペイシー)の仕事を邪魔したことがあ . . . 本文を読む
評価点:76点/2014年/オーストラリア/97分
監督:マイケル・スピエリッグ ピーター・スピエリッグ
自分の尾を噛むヘビ。
1970年11月、連続爆弾犯に騒ぐNYで、さびれたバーでバーテンダー(イーサン・ホーク)として働く男の元に、見慣れない男(サラ・スヌーク)が不機嫌そうに店を訪れた。
話をしているうちに、未婚の母というペンネームで雑誌に連載していることを知る。
男の話に興味をもったバ . . . 本文を読む
評価点:74点/2021年/アメリカ/159分
監督:リドリー・スコット
すべてがハイセンスな、愛憎劇。
イタリアで運送会社の事務で働いていたパトリツィア(レディー・ガガ)はパーティーで出会ったマウリツィオ・グッチ(アダム・ドライバー)と恋に落ちる。
高級ファッションブランドとして大成していた父親のロドルフォ・グッチ(ジェレミー・アイアンズ)は猛反対するが、二人は結婚する。
しばらくは絶縁状 . . . 本文を読む
評価点:77点/2021年/アメリカ/133分
監督:ケイト・ショートランド
ヨハンソンの覚悟、ナターシャの覚悟。
1995年、アメリカのオハイオでスパイ活動を続けていたアレクセイは、娘役のナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)らとともに国外脱出した。
そこにはシールドから奪った研究データがあった。
時は流れて「シビル・ウォー」の直後、ナターシャはソコヴィア協定違反としてアメリカか . . . 本文を読む