評価点:73点/2017年/アメリカ/118分
監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
そこそこおもしろい。
1944年南太平洋に、見知らぬ島に不時着した日本とアメリカの戦闘機は、パイロットが二人とも助かった。
起きるなり争った二人は、大きな咆哮に言葉を失った。
それから30年、1973年、秘密研究所モナークのヴィクター・ニエベスは政府を説得し、誰も近寄ったことのない「髑髏島」とよばれる島の探 . . . 本文を読む
評価点:78点/2014年/アメリカ/107分
監督:ジャウマ・コレット=セラ
案外おもしろい。
ロンドン行きの飛行機に、航空保安官のビル・マークス(リーアム・ニーソン)は乗り込み、いつも通りの任務に就いた。
離陸してしばらくした時、専用回線に「2〇分後に乗客を一人殺す」という警告のメッセージが入る。
脅迫だと察した彼は、機長に話すが機長はそれだけではフライトプランを変更することはできないと . . . 本文を読む
Amazonに勧められての購入。
少しタイムラグがあったものの、買ってすぐに読んだはずだ。
とはいえ、すでに発行から20年経っている新書なので、多くの人が読んでいることだろう。
ちなみに、タイトルにある〈子ども〉は、いわゆる中学生や高校生などを指しているわけではない。
哲学の入門書ではないし、ただ、ある種の人には救いになるかもしれないことが書かれてある。
これまで哲学書を読んできて、そして挫折し . . . 本文を読む
評価点:69点/2016年/アメリカ/128分
監督:デイミアン・チャゼル
見せ場か限られている。
ミア(エマ・ストーン)は、女優を夢見てオーディションを受け続けていた。
あるとき、パーティに招かれてセバスチャン(アイアン・コズリング)と出会う。
第一印象の悪い二人だったが、なぜか忘れられず、そして会う度に惹かれていくのだが……。
「セッション」のデイミアン・チャゼル監督の最新作。
もう . . . 本文を読む
評価点:75点/2016年/イギリス・フランス・ベルギー/100分
監督:ケン・ローチ
タイトルが、この映画のすべて。
大工のダニエル(デイブ・ジョーンズ)は心臓発作で倒れて以来、仕事ができなくなってしまった。
次第に改善しているとのことだったが、仕事についてはならないという診断だった。
しかし、役所に行っても「働ける」という判断になり、仕事ができるのにしていない状態と見なされた。
再診断 . . . 本文を読む
評価点:83点/1997年/アメリカ/106分
監督:アンドリュー・ニコル
あまりに残酷な近未来。
ビンセントは、宇宙飛行士として来週木星の衛星への調査団に選ばれていた。
もともとビンセント(イーサン・ホーク)は両親が愛し合って生まれてきた子どもだった。
しかし、その時代の子どもはほとんどが遺伝子分別されたデザイナーズベイビーだったため、彼はすぐに不適正な遺伝子を持つ子どもと診断された。
弟 . . . 本文を読む
評価点:76点/2015年/アメリカ/108分
監督:ジャン=マルク・ヴァレ
この字幕・タイトルじゃあ、主題は見えてこないよ。
金融業界で働くディヴィス(ジェイク・ギレンホール)は、妻の運転する車に乗っているところで、突然事故に遭う。
妻は即死、自分は無傷だった。
粛々とお葬式が行われていくが、彼はなぜか泣けなかった。
そんな中、ディヴィスは、妻が亡くなった病院の自動販売機で、出てこなかった . . . 本文を読む
★ネタバレなし★
私が映画批評なるものをしはじめた当初から、その映画を見るか見ないかの参考の一つとなっている前田有一の初の書籍。
不思議なことだが、私よりも映画を観ている人はたくさんいるが、私がホームページを管理し始めてからずっとコンスタントに記事を書き続けている人は多くない。
だから、尊敬の念も込めて買うことにした。
「超映画批評」のコンセプトが、ネタバレしないことを前提としているので、こち . . . 本文を読む