★ネタバレなし★
アマゾンでおすすめリストにしつこく上がってくるので知った。
高橋源一郎は「さようなら、ギャングたち」をずいぶん前に読んだ。
正直、あまり記憶に残っていない。
3.11について、私はつとめては情報収集やその評価や背景についての文章を読んでこなかった。
一つは、どのメディアでも語られていることは、その衝撃に対して感情的な評価や分析しかされていなかったように感じたからだ。
絆や人 . . . 本文を読む
★ネタバレなし★
アマゾンで購入。
中身はほとんどわからずに、アマゾンの評価が高かったというだけで手に取った。
漱石の「坊っちゃん」を読んだこともあり、そろそろ文芸批評や評論について、もう一度問い直しておこうとおもったのがきっかけだ。
この本を読む人が、読者の知的なレベルや予備知識がどの程度なのかわからない。
しかし、私にはとてもマッチしていたようだ。
ほどほどに知的で、ほどほどに初心者向け . . . 本文を読む
★ネタバレなし★
中学生向け?の評論を集めたもの。
有名な評論家が、それこそ入試問題になりそうな有名な評論家が名を連ねているので、手っ取り早く次の本を探し出せるだろうと思って手に取った。
勢いでこのシリーズを4冊ほど買ってしまって、これが2冊目となる。
少し前に読んだ1冊目の「何のために学ぶのか」がけっこうおもしろかったので、期待して読んだ。
しかし、これを読む前に読んでいたのが石原千秋の「読 . . . 本文を読む
★ネタバレなし★
こちらも夏休みの特集として、書店で平積みされていたので手に取った。
別に他の作家でも良かったが、あまり手を出したことがない作家を、ということで手元にない武者小路実篤を選んだ。
読み終わって、「あ、これ読んだことあるわ」と思い出した。
おそらくかなり前に読んでいる。
しかし、ほとんど覚えていなかったのは、それほど私にとって共感できるところが多くなかったからだろう。
「白樺派」と . . . 本文を読む