毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

S・キングを本棚から出して並べてみる

2011-03-09 22:25:25 | パワーアップな日々 2011

 

 

前にちらっと書きましたが、

私はそうたくさんのいろいろな本を読んできたほうではなく、

狭くががっと読み進める傾向がとても強いんですわ。

なんとなく波長や文体があったなら、その作家さんをどどどどどっと怒涛のように読みふける。

で、突然憑物が落ちたかのように、読まなくなる。

きっかけは様々なんですけど、何かの賞を取ったら、ぴたっと読まなくなったりってのが多いでしょか。

そりゃ逆だろなんですけど。

 

スティーブン・キングは何故読まなくなったんだろ…?

 

まぁ、ぴたっと読まなくなったことだけは事実です。

カラダとココロと目がついていかなくなったのかな。

長編が多いですし、

思うんですけど、キングって想像力が勝負を分ける要素強いのではと。

表面の文字だけ追うのと、

その文字の中に入ってしまうのと。

もう全然違います。五感をフル活用して読むって相当の集中力と体力を使いますし、

使えば使うほど、もう「本の中の人」になってしまう。

ほら、ホラーなんですけど、ホラーじゃない。

 

で、いったい私は何冊持っているのかなと、

ひっさしぶりに奥の奥から出してみましたわ。

 

あ、あまり冊数がないのには、かえって驚いてしまいました。

 

 

光ってわかんないっ(笑)。

 

 

意外と少なくて、え、何故?どうしたんだと考え込んでしまいましたわ。

特に分厚い単行本の少なさには…。ダークハーフ、持っていなかったっけ??

そうか。ほとんど、読んだ本は図書館本だったのかも。

 

 

 

ぐははははっ(笑)。

 

 

で、私のお気に入りのキング本は、

 

IT。

アイティーじゃなくてよ。イットね。

図書館で借りて気に入って、古本屋さんを歩き回ってなんとか見つけてゲットした思い出の本。

高いのよ、一冊3600円だったはず。(もう奥の奥にしまってしまったので確認できません)

今なら買ってしまうけど、当時はとてもとても新品で買うゆとりは…

 

 

 

比較対象物を置いてみました(笑)。厚いでしょ(笑)。

いまならキツいなぁ。

 

私、ホラーが好きなんじゃなくて、たまたまホラー作家と呼ばれておりますが、

キングの少年モノが好きなんですわ。

青年になる前のきらきらした少年期。ぼくちん期とでもいいましょうか。

このITもそうでして、ただ最後がどうもなんですけど、それ以外がたまらなく好きだった記憶が。

今読み直したらどう感じるんでしょ。

 

 

好きなのはこの3作かな、過去に読んだものでは。

 

 

 

これは文句なしに大好きです。少年モノでしょ(笑)。

小説も映画もリバー・フェニックスも歌もみな好き。

 

 

これは「ショーシャンクシャーの空に」のほうが分かりやすいかも。

少年モノではありませんが。

 

グリーンマイルは買ったはずなんだけど無い。どこに行った?どうしたんでしょ。

あの頃から読まなくなったような。

 

 

で、一番怖かったのが、

 

シャイニング。ぴぇぇぇぇぇ。

徹夜本でして、

後にも先にも怖くて恐怖で本を手から落としたのは、この本だけです。

真夜中に声鳴き悲鳴をあげ、本を投げ捨てた(笑)。

本当、イマジネーションつきで入り込むと、もう震え上がりますから。

 

 

レッドラム⇔マーダー  ぶるるるるっ。

 

あ、キングの全部が全部面白かったってわけではないんです。

途中でやめたやつも多々ありました。

 

そうか。10年もキングを読んでいなかったんだ、私。

再発見だわ、この事実。

キャッスルロックにもう1度戻ってみましょか。