今は札幌に定住してますが、それまでは転勤族で道内各地を移動していました。
地震の多い地域に住んでいたこともあり、揺れには慣れていると思っていたのですが。
昨夜の地震は怖かった。
揺れそのものが怖いというより、私がそのとき置かれていた状況がまずくて恐怖心が倍増したのだと思います。
脱衣所におりました。
背中で引き戸がガタガタ音を立てる、正面は浴室のドアが不気味に動く、
左では洗濯機の蓋と物干しハンガーピンチが、カタカタカシャカシャ小刻みに鳴るし、
右の棚には山積みになったタオル類がわんさか。
いつもの居室ならそこまで恐ろしく感じなかったのかもしれませんが、脱衣所の狭さと音と圧迫感。
そしてなにより私は着替えの真っ最中。
部屋着にしたほうが無難なのか、この揺れならパジャマでもOKなのか。
タオルの山をにらみつつ、慌てて着替え、脱衣所を出た私の姿は痛かった。
上はパジャマ、下は部屋着のズボンを穿いていた。どっちにしようがそのまま(笑)。
やはりこういうシチュエーションは動揺します。入浴中じゃなくてよかったなと。
昨夜のあの時間帯なら、私に似た人がかなりいたのではないでしょか。
(いても半パジャマ半部屋着はやらないでしょか)
それにしても、効果音ではないですけど、音がつくと怖さも不安もぐんと増すものなんですね…。