毎月9のつく日にやっているこのシリーズ。
てもとにある本(最近はほとんど9~9のつく日の間に読んだ本となってきています)の、
17ページの6行目をアタマから書き写しています。
その一文で本の内容やその時と同じような気持ちがよみがえってきたり、こんな話だったよなと内容を思い出したり、
逆に??ってのも多々出てきます。
それと、17ページの6行目を集め並べただけなのに、続けて読むと、
微妙にとんちんかんな文の流れが出来上がったりすると、
これがなかなかの快感で、画面に向かいほくそ笑んでしまいます。
人魚猛獣説 スターバックスと私/穂村弘
初めてスターバックスに入った日のことを思い出す。
セカンドウィンド 3/川西蘭
「いや、違うな」
深き心の底より/小川洋子
十年前のあの倉敷は幻だったのだろうか、という気がしてくる。その後、友だちは薬剤師
物語の役割/小川洋子
けない、ということでしょうか。
科学の扉をノックする/小川洋子
の他有名なのものでは、土星の衛星タイタン、ガリレオが発見した木星の新星イオ、エウロ
女流阿房列車/酒井順子
まかした乗り換えがこの時期は続きました。
ナタリー/ダヴィド・フェンキノス
のだ。彼女は立って、ビートルズの歌をひとつ歌った。フランソワはジョン・レノンの大ファン
…。スタバに対する憧れと怖れ。
わかります、憧れはあまりないけれど、怖れというか、あそこはなんだか尻込みしてしまいます(笑)。
ステラプレイスの通路から、ガラス越しに、談笑する年配者(ご婦人組)をみかけると、わ、すごいと思ってしまう。
なんででしょね、あのフレンドリーな店員さんの笑顔の裏はどうなってるんだなんて考える私の心が醜いのでしょか…。
変に自意識過剰になっちゃって、スタバに今居る私って場違いなおばさんで浮いてるんじゃないかとか、
照れくさいし、注文かんじゃったらどうしようとか、それ以前にメニューの字が見えないぞとか、
一番最近行ったスタバは娘に連れられてでした(笑)。
ちなみに札幌スタバ1号店は2001年パルコだそうです。
私が最初に入ったのは、今では名前が違う?ロビンソンの地下だった。
10年近く前か?
初スタバから現在に至るまで、利用回数はおそらく片手で数えられる(笑)。あ、院内は除くね。
やっぱりドトールに行っちゃいます。あそこが一番入りやすい。一休み以前の一休み。
ちなみに本書にも書いてあった、「サイズのGはジャイアント、ジャンボ」はインパクト強くて間違えそう。
正解はグランデ。あ、間違える以前に入んないか。
発寒イオンのエクセシオール、スタバになっちゃいましたね…。彷徨いそう。
ついつい穂村さんで長くなってしまいました。
セカンドウインド3は、なんだか話がばらけてしまっていたような。
奥寺コーチが消えてしまったのは残念。
『限界だと思ったところが始まりだ』
はい、いえ、無理です。限界だと思ったらせいぜい頑張ってあと1曲で完。
なぜか重なった小川さん3冊。それも小説以外。
「科学の扉をノックする」の宇宙の話はわかりやすかった。
恒星、惑星、衛星、彗星、流れ星。
昔習ったはずなのに、違いを述べよと言われたらできます?
今の私なら大雑把ながら把握したかも(笑)。
木星、土星、天王星、海王星の四つはガスでできていて、大地を持たない硬い地殻を持たない星なんですって。
だから人間が足で降り立つことはできない。そ、そうなんだ。ホルスト聴く時思い出しそう。
先日バランスボールに乗って読書をしているということを書きましたが、(バランスボール イボイボくん)
なんと小川さんも同じようなことをしていらっしゃる。
余談ながら、私もこのバランスボールを愛用している。これに乗ってタイガースの試合
をテレビ観戦するのである。…略…少しでも自分に苦役を与えた方が、タイガースの勝
利に貢献できる気がするからだ。
苦役観戦、苦役読書。
最近は座るだけじゃなくあおむけに乗りのけぞって読書したり、イナバウアーか、
腹這いになり脚をあげバランスをとり、背筋臀筋鍛えながら読んだりしています。
「深き心の底より」と「物語の役割」の両方の中に柳田邦男さんの『犠牲―わが息子・脳死11日』を取り上げていて、
私、この本もっているのですが、小川さんが本の中で書いている、
柳田さんの息子洋二郎さんが記した『まだいるからね』という言葉を全然覚えていないのにはショックでした。
当時の私は受け取ることができなかったんだろな。
読み返したいけど、逆に今度は辛くて読めないかな…。
女流阿房列車は、地理がわからないのがほとんどで、いまいちピンとこない旅が多かった。
逆に、根室本線の起点の滝川から釧路まで、各駅停車に8時間乗る、これは手を叩きましたね(笑)。
廃線跡の女とか、四国巡礼「お線路さん」の旅とか、もう私もお伴させてくださいと熱望。
つまりは自分の興味次第ですな(笑)。
ナタリーは、私にしては珍しく恋愛小説だったのですが、まぁ恋愛といっても濃度の薄いやつですが、
どうもしっくりこない。せつなさとかは十分あるんですけどね。
夫を撥ねて殺した相手のことは一言の恨みも責めもでてこないってのは何故?
撥ねた人物の苦悩は数行でてくるけど、それだけだし。
乗り越えなくてはならないとてつもない大きなものだと思うのですが。
恋愛小説とミステリーは私の性に合わないんでしょか。
さて、これを書いているのは2月8日深夜なのですが、
明日からのお出かけに、何の本を持っていこうかと思案してます。
重たくなく、途切れてもOKで、笑ったり涙する危険の少ない本。
間違っても三浦しをんさんや穂村さんのエッセイは選んじゃだめよだけど選びそう(笑)。
こういうときって電子書籍は便利なのかなとも思うけど、
やっぱりページはめくるものでありたいよなと。
以上、17ページ6行目44でした。