銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

映画『モガディシュ 脱出までの14日間』MOVIX京都にて

2022-11-11 | 映画:シネコン

解説

「ベルリンファイル」「生き残るための3つの取引」のリュ・スンワン監督がメガホンをとり、韓国民主化から3年、ソウル五輪からわずか2年後の1990年、ソマリアで内戦に巻き込まれた韓国と北朝鮮の大使館員たちによる脱出劇を映画化。ソウル五輪を成功させた韓国は1990年、国連への加盟を目指して多数の投票権を持つアフリカ諸国でロビー活動を展開。ソマリアの首都モガディシュに駐在する韓国大使ハンも、ソマリア政府上層部の支持を取り付けようと奔走していた。一方、韓国に先んじてアフリカ諸国との外交を始めていた北朝鮮も同じく国連加盟を目指しており、両国間の妨害工作や情報操作はエスカレートしていく。そんな中、ソマリアで内戦が勃発。各国の大使館は略奪や焼き討ちにあい、外国人にも命の危険が迫る。大使館を追われた北朝鮮のリム大使は、職員と家族たちを連れ、絶対に相容れない韓国大使館へ助けを求めることを決める。ハン大使役に「1987、ある闘いの真実」のキム・ユンソク、リム大使役に「国家が破産する日」のホ・ジュノ。第42回青龍映画賞で作品賞、監督賞ほか5部門を受賞し、韓国で大ヒットを記録した。

感想

真紅さんのインスタによると実話らしい。それにしても怖いお話ですよね。特に衝撃だったのは、幼い子供たちが平気で銃を乱射。アフリカの他の国でも少年兵が同じように銃を所持して乱射しているとの事。内戦の恐ろしさを実感した映画でした。久しぶりに見たキム・ユンソクさん、チェイサー以来かなあ。

 

 

 

映画『モガディシュ 脱出までの14日間』予告編

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映画『リコリス・ピザ』東宝シネマズ日本橋にて

2022-10-23 | 映画:シネコン

解説

「マグノリア」でベルリン国際映画祭の金熊賞を受賞したほか、カンヌ、ベネチア、ベルリンの世界3大映画祭の全てで監督賞を受賞しているポール・トーマス・アンダーソン監督が、自身の出世作「ブギーナイツ」と同じ1970年代のアメリカ、サンフェルナンド・バレーを舞台に描いた青春物語。主人公となるアラナとゲイリーの恋模様を描く。サンフェルナンド・バレー出身の3人姉妹バンド「HAIM(ハイム)」のアラナ・ハイムがアラナ役を務め、長編映画に初主演。また、アンダーソン監督がデビュー作の「ハードエイト」から「ブギーナイツ」「マグノリア」「パンチドランク・ラブ」など多くの作品でタッグを組んだ故フィリップ・シーモア・ホフマンの息子クーパー・ホフマンが、ゲイリー役を務めて映画初出演で初主演を飾っている。主演の2人のほか、ショーン・ペン、ブラッドリー・クーパー、ベニー・サフディらが出演。音楽は「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」以降のポール・トーマス・アンダーソン作品すべてを手がけている、「レディオヘッド」のジョニー・グリーンウッドが担当。2022年・第94回アカデミー賞で作品、監督、脚本の3部門にノミネート。

感想

タイトルのピザはどいう言う意味でつけたのかなあとちょっと考えてしまったけど・・・・。まあそれはそれでいいのかなあ。主人公のゲイリーは自分より随分年上のアラナに恋をしてしまう。ちょっとおませな少年、振り向いてもらうために必死に猛アタック❕それを分かっているアラナもわざとつれなくする。そんな彼女の気持ちも何となく共感するなあ。結局のところ大きくまわり道にしてハッピ

 

 

ブラッドリー・クーパー主演×ポール・トーマス・アンダーソン監督作!映画『リコリス・ピザ』予告編

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映画『ブラック・フォン』東宝シネマズ二条にて

2022-10-12 | 映画:シネコン

解説

「ドクター・ストレンジ」「エミリー・ローズ」のスコット・デリクソンが監督、「透明人間」「ゲット・アウト」などスリラー作品の話題作を多数送り出しているジェイソン・ブラムが製作を手がけたサイコスリラー。コロラド州デンバー北部のとある町で、子どもの連続失踪事件が起きていた。気が小さい少年フィニーは、ある日の学校の帰り道、マジシャンだという男に「手品を見せてあげる」と声をかけられ、そのまま誘拐されてしまう。気が付くと地下室に閉じ込められており、そこには鍵のかかった扉と鉄格子の窓、そして断線した黒電話があった。すると突然、フィニーの前で断線しているはずの黒電話が鳴り響く。一方、行方不明になった兄フィニーを捜す妹グウェンは、兄の失踪に関する不思議な夢を見る。原作はジョー・ヒルの短編小説「黒電話」。出演はイーサン・ホークほか。

感想

イーサンは誘拐魔、ほぼ仮面をかぶっているので素顔が見えないのはちょっと残念だけど、不気味なキャラが良く似合っている。スリラーという事でわくわくしていたのですが、怖さはもう一つといところかなあ。

 

 

映画『ブラック・フォン』予告編〈2022年7月1日(金)公開〉

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映画『ベイビー・ブローカー』東宝シネマズ二条にて

2022-09-21 | 映画:シネコン

解説

「万引き家族」の是枝裕和監督が、「パラサイト 半地下の家族」の名優ソン・ガンホを主演に初めて手がけた韓国映画。子どもを育てられない人が匿名で赤ちゃんを置いていく「赤ちゃんポスト(ベイビー・ボックス)」を介して出会った人々が織り成す物語を、オリジナル脚本で描く。古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われるサンヒョンと、赤ちゃんポストのある施設で働く児童養護施設出身のドンスには、「ベイビー・ブローカー」という裏稼業があった。ある土砂降りの雨の晩、2人は若い女ソヨンが赤ちゃんポストに預けた赤ん坊をこっそりと連れ去る。しかし、翌日思い直して戻ってきたソヨンが、赤ん坊が居ないことに気づいて警察に通報しようとしたため、2人は仕方なく赤ちゃんを連れ出したことを白状する。「赤ちゃんを育ててくれる家族を見つけようとしていた」という言い訳にあきれるソヨンだが、成り行きから彼らと共に養父母探しの旅に出ることに。一方、サンヒョンとドンスを検挙するため尾行を続けていた刑事のスジンとイは、決定的な証拠をつかもうと彼らの後を追うが……。ソン・ガンホのほか、「義兄弟 SECRET REUNION」でもソンと共演したカン・ドンウォン、2009年に是枝監督の「空気人形」に主演したペ・ドゥナら韓国の実力派キャストが集結。2022年・第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、主演のソン・ガンホが韓国人俳優初の男優賞を受賞。また、人間の内面を豊かに描いた作品に贈られるエキュメニカル審査員賞も受賞した。

感想

ソン演じるサンヒョンが我が子のように赤ちゃんの世話をする姿に思わずほっこりする。赤ちゃんの親であるソヨンは全く他人ごとように母親らしくない。抱っこしなければあやすことすらしない。まあそんな感じで彼らの旅は続く。ネタバレになりますが、そんな感じで旅の間に疑似家族のようなものが確立され・・・・。監督の描きたかった家族関係なのかと思いました。ちょっと物足りなさもありましたが、まあまあ良い作品でした。

 

 

映画『ベイビー・ブローカー』本予告

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映画『君を想い、バスに乗る』アップリンク京都にて

2022-09-10 | 映画:ミニシアター

 

解説

最愛の妻に先立たれた老人がイギリス縦断の旅に出る姿を描いたヒューマンドラマ。愛する妻メアリーを亡くしたばかりのトム・ハーパーは、かつてメアリーと出会った場所を訪れるため、ローカルバスのフリーパスを利用してイギリス縦断の旅に出ることを決める。50年暮らした家のあるスコットランド最北端の村ジョン・オ・グローツを離れ、イギリス最南端の岬ランズ・エンドを目指して、様々な人と出会い、トラブルに巻き込まれながらも、トムは妻と交わしたある約束を胸に旅を続ける。「ターナー、光に愛を求めて」「ハリー・ポッター」シリーズのティモシー・スポールが主演を務め、実年齢より30歳近く年老いた役を特殊メイクなしで演じた。亡き妻メアリー役に「ダウントン・アビー」シリーズのフィリス・ローガン。「ウイスキーと2人の花嫁」「グッバイ・モロッコ」のギリーズ・マッキノン監督がメガホンをとった。

感想

この作品もきになっていたものです。老人トムを演じたスポールさん。この作品の中では90歳という設定なんだけど、実際は65歳だそうです!ほぼメイクなしでも90歳でいけるというのが凄い❕旅の目的は妻との約束らしいけどそれはラストで分かります。ラストではこのトムの話題で多くの人たちが彼を出迎えるシーンは歓喜極まる。といのも高齢のトムの事はイギリス中で知られていたんだね。過酷なバスの旅をしている事はみんなの勇気にも繋がったのかもしれないね。ネタバレになるのでラストは語りませんがとても感動しました。地味な作品ですが、是非見て頂きたい作品です。

 

 

映画『君を想い、バスに乗る』キャスト・スタッフが語る制作秘話【2022年6月3日公開】

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映画『息子の面影』新宿武蔵野館にて

2022-08-26 | 映画:ミニシアター

 

解説

メキシコ国境付近を舞台に、出稼ぎに行ったまま行方が分からなくなった息子を捜す母親の旅路を描いた人間ドラマ。荒涼としたメキシコの大地を美しく切り取りながらも、貧困をはじめとした社会問題を鋭く描き、2020年サンダンス映画祭で観客賞と審査委員賞を受賞するなど高い評価を得た。メキシコの貧しい村に暮らすマグダレーナの家から、仕事と夢を求めて友人とともにアメリカに旅立った息子が消息を絶ってしまう。多くの若者が国境を越えようとして命を失うことも珍しくないなか、マグダレーナは息子を捜すため、たったひとりで村を出発する。やっとの思いで得た情報を頼りに、ある村へと向かうマグダレーナは、道中で息子と同じような年齢の青年ミゲルに出会い、彼が母親を捜していることを知る。母と息子、それぞれが大切な存在を捜す2人は旅路を共にするが……。

感想

かなりの衝撃と覚悟していたが、思ったほどではなかった。貧困での出稼ぎ、何となく実感。自由を求めてのアメリカ行き。これは現実問題だよね。しかしそんな甘い問題ではないという事がひしひしと伝わってくる。母親も命がけでの旅でドキッとさせられる場面も多かった。ネタバレになるので多くは語りませんが、国境付近はかなりヤバいという事だけ言っておきます。つまりバッドエンドでした。

話は逸れますがシアター探しちょっと困りました。今度行くときは必ず覚えておきます❕

 

 

 

映画『息子の面影』本予告

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映画『トップガン マーヴェリック』東宝シネマズ二条にて

2022-08-16 | 映画:シネコン

解説

トム・クルーズを一躍スターダムに押し上げた1986年公開の世界的ヒット作「トップガン」の続編。アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校トップガンに、伝説のパイロット、マーヴェリックが教官として帰ってきた。空の厳しさと美しさを誰よりも知る彼は、守ることの難しさと戦うことの厳しさを教えるが、訓練生たちはそんな彼の型破りな指導に戸惑い反発する。その中には、かつてマーヴェリックとの訓練飛行中に命を落とした相棒グースの息子ルースターの姿もあった。ルースターはマーヴェリックを恨み、彼と対峙するが……。主人公マーヴェリックをクルーズが再び演じ、「セッション」のマイルズ・テラー、「ビューティフル・マインド」のジェニファー・コネリー、「アポロ13」のエド・ハリスが共演。さらに前作でマーヴェリックのライバル、アイスマンを演じたバル・キルマーも再出演する。「オブリビオン」のジョセフ・コジンスキーが監督を務め、「ミッション:インポッシブル」シリーズの監督や「ユージュアル・サスペクツ」の脚本家として知られるクリストファー・マッカリーが脚本に参加。

感想

何故か前作は未見だがそれでも大丈夫❕ それなりに楽しめた。御年59歳のトム、いやあ恰好いいですよね。還暦間近なのにこのスタントには驚きです。ジェニファーとのロマンティックなシーンも良かったです。知り合いの人は3回も観たとの事。確かに何度見ても良いかも。。。

 

 

映画『トップガン マーヴェリック』特別映像(トップガンへの道)

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広瀬すず×松坂桃李主演!映画「流浪の月」東宝シネマズ二条にて

2022-08-09 | 映画:シネコン

解説

2020年本屋大賞を受賞した凪良ゆうのベストセラー小説を、「怒り」の李相日監督が広瀬すずと松坂桃李の主演で映画化。ある日の夕方、雨の公園でびしょ濡れになっていた10歳の少女・家内更紗に、19歳の大学生・佐伯文が傘をさしかける。伯母に引き取られて暮らす更紗は家に帰りたがらず、文は彼女を自宅に連れて帰る。更紗はそのまま2カ月を文の部屋で過ごし、やがて文は更紗を誘拐した罪で逮捕される。“被害女児”とその“加害者”という烙印を背負って生きることとなった更紗と文は、事件から15年後に再会するが……。更紗の現在の恋人・中瀬亮を横浜流星、心の傷を抱える文に寄り添う看護師・谷あゆみを多部未華子が演じる。「パラサイト 半地下の家族」のホン・ギョンピョが撮影監督を担当。

感想

いやあまいった❕主演の二人の見事な演技素晴らしかった。愛とはなんぞや❓色々考えさせられる作品でした。男女の愛はすぐにセックスに繋がるが、必ずしもそうではない。精神的な愛もあるのではという事がこの作品を通じてひしひしと感じた。それにしても松坂桃李演じる文の佇まいがなんとも言えず・・・・。きっとすずちゃん演じる更紗はこの文の美しさや優しさに惹かれたに違いない。手を握り合う二人の姿も印象的だった。脇を固める亮を演じた横浜流星も忘れられない。更紗を束縛するがゆえに身を滅ぼす演技に圧倒された。イケメン流星君ボロボロだけど良かったよ❕

 

 

広瀬すず×松坂桃李主演!映画『流浪の月』特報(大ヒット上映中!)

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映画『死刑にいたる病』MOVIX京都にて

2022-07-28 | 映画:シネコン

解説

「凶悪」「孤狼の血」の白石和彌監督が、櫛木理宇の小説「死刑にいたる病」を映画化したサイコサスペンス。鬱屈した日々を送る大学生・雅也のもとに、世間を震撼させた連続殺人事件の犯人・榛村から1通の手紙が届く。24件の殺人容疑で逮捕され死刑判決を受けた榛村は、犯行当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよく店を訪れていた。手紙の中で、榛村は自身の罪を認めたものの、最後の事件は冤罪だと訴え、犯人が他にいることを証明してほしいと雅也に依頼する。独自に事件を調べ始めた雅也は、想像を超えるほどに残酷な真相にたどり着く。「彼女がその名を知らない鳥たち」の阿部サダヲと「望み」の岡田健史が主演を務め、岩田剛典、中山美穂が共演。「そこのみにて光輝く」の高田亮が脚本を手がけた。

阿部サダヲが24件の殺人事件を犯した犯人を演じていた。一見優しさのある彼だが裏の顔は凶悪犯人という設定。中々そのキャラクターも申し分ない。対する岡田健史君は屈折した大学生を演じていた。この人の演技は初めて観たけれど中々凄かった。ちょっと松山ケンイチを彷彿させる感じも・・・。そんな二人の絡みがとても緊迫感あり、見入ってしまった。

 

 

 

5月6日公開 映画『死刑にいたる病』本予告篇

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映画『カモン カモン』京都シネマにて

2022-07-23 | 映画:ミニシアター

 

解説

「20センチュリー・ウーマン」「人生はビギナーズ」のマイク・ミルズ監督が、ホアキン・フェニックスを主演に、突然始まった共同生活に戸惑いながらも歩み寄っていく主人公と甥っ子の日々を、美しいモノクロームの映像とともに描いたヒューマンドラマ。ニューヨークでひとり暮らしをしていたラジオジャーナリストのジョニーは、妹から頼まれて9歳の甥ジェシーの面倒を数日間みることになり、ロサンゼルスの妹の家で甥っ子との共同生活が始まる。好奇心旺盛なジェシーは、疑問に思うことを次々とストレートに投げかけてきてジョニーを困らせるが、その一方でジョニーの仕事や録音機材にも興味を示してくる。それをきっかけに次第に距離を縮めていく2人。仕事のためニューヨークに戻ることになったジョニーは、ジェシーを連れて行くことを決めるが……。「ジョーカー」での怪演でアカデミー主演男優賞を受賞したフェニックスが、一転して子どもに振り回される役どころを軽やかに演じた。ジェシー役は新星ウッディ・ノーマン。

感想

ホアキンは悪の強いイメージだったど、今回は不器用で優しいジョニーを演じちよっと今までのホアキンと違い中々良かった❕ジェシー役の男の子ウッディ君も新人ながら見事に演じていました。ちなみにカモンカモンは先へ先へという意味だそうです。

 

 

映画『カモン カモン』本予告(100秒)|4月22日(金)全国公開

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