銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

映画『コーダ あいのうた』MOVIX京都にて

2022-05-29 | 映画:シネコン

 

 

 

  • 解説家族の中でただひとり耳の聞こえる少女の勇気が、家族やさまざまな問題を力に変えていく姿を描いたヒューマンドラマ。2014年製作のフランス映画「エール!」のリメイク。海の町でやさしい両親と兄と暮らす高校生のルビー。彼女は家族の中で1人だけ耳が聞こえる。幼い頃から家族の耳となったルビーは家業の漁業も毎日欠かさず手伝っていた。新学期、合唱クラブに入部したルビーの歌の才能に気づいた顧問の先生は、都会の名門音楽大学の受験を強く勧めるが、 ルビーの歌声が聞こえない両親は娘の才能を信じられずにいた。家業の方が大事だと大反対する両親に、ルビーは自分の夢よりも家族の助けを続けることを決意するが……。テレビシリーズ「ロック&キー」などで注目の集まるエミリア・ジョーンズがルビー役を演じ、「愛は静けさの中に」のオスカー女優マーリー・マトリンら、実際に聴覚障害のある俳優たちがルビーの家族を演じた。監督は「タルーラ 彼女たちの事情」のシアン・ヘダー。タイトルの「CODA(コーダ)」は、「Children of Deaf Adults=“耳の聴こえない両親に育てられた子ども”」のこと。2022年・第94回アカデミー賞で作品賞、助演男優賞(トロイ・コッツァー)、脚色賞の3部門にノミネートされ、同3部門を受賞。ルビーの父親フランク役を務めたトロイ・コッツァーは、男性のろう者の俳優で初のオスカー受賞者になった。

アカデミー賞を受賞したということで、遅まきながら鑑賞。インパクトな作品ではなく、穏やかでシンプルって感じ。これが受賞とは意外でした。結末も予想でありきたりといったはなんですが・・・・。でも主人公ルビーを演じたエミリア・ジョーンズの歌声は良かった❕ジョニー・ミッシェル「青春の光と影」は懐かしく思わず口ずさんでしまった。

 

映画『コーダ あいのうた』予告

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映画『偶然と想像』京都みなみ会館にて

2022-05-15 | 映画:シネコン

解説

「ハッピーアワー」「寝ても覚めても」の濱口竜介監督初の短編オムニバス。2021年・第71回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品され、銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞した。親友が「いま気になっている」と話題にした男が、2年前に別れた元カレだったと気づく「魔法(よりもっと不確か)」。50代にして芥川賞を受賞した大学教授に落第させられた男子学生が逆恨みから彼を陥れようと、女子学生を彼の研究室を訪ねさせる「扉は開けたままで」。仙台で20年ぶりに再会した2人の女性が、高校時代の思い出話に花を咲かせながら、現在の置かれた環境の違いから会話が次第にすれ違っていく「もう一度」。それぞれ「偶然」と「想像」という共通のテーマを持ちながら、異なる3編の物語から構成される。

とくに印象深かった作品は「扉は開けたままで」でした。何とか女子大生が誘惑しようとするのだが、中々上手く行かない。扉を開けたり閉めたり。。。。教授は最後の最後まで用心深い。タイトル通り最後まで開けたままだったのでありました。

 

 

 

映画『偶然と想像』予告編

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『ベルファスト』東宝シネマズ二条にて

2022-05-03 | 映画:シネコン

解説

俳優・監督・舞台演出家として世界的に活躍するケネス・ブラナーが、自身の幼少期の体験を投影して描いた自伝的作品。ブラナーの出身地である北アイルランドのベルファストを舞台に、激動の時代に翻弄されるベルファストの様子や、困難の中で大人になっていく少年の成長などを、力強いモノクロの映像でつづった。ベルファストで生まれ育った9歳の少年バディは、家族と友達に囲まれ、映画や音楽を楽しみ、充実した毎日を過ごしていた。笑顔と愛に包まれた日常はバディにとって完璧な世界だった。しかし、1969年8月15日、プロテスタントの武装集団がカトリック住民への攻撃を始め、穏やかだったバディの世界は突如として悪夢へと変わってしまう。住民すべてが顔なじみで、ひとつの家族のようだったベルファストは、この日を境に分断され、暴力と隣り合わせの日々の中で、バディと家族たちも故郷を離れるか否かの決断を迫られる。アカデミー賞の前哨戦として名高い第46回トロント国際映画祭で最高賞の観客賞を受賞。第94回アカデミー賞でも作品賞、監督賞ほか計7部門にノミネートされ、脚本賞を受賞した。

京都シネマと同時上映でしたが、こちらの方が近いのでこちらで鑑賞。主人公バディ役にはこの作品でデビューしたジュード・ヒル君。初めてとは思えない堂々とした演技。自然体っていうか、ナチュラルでグッドかな。特に祖父とのやり取りがとても印象的だった❕

 

監督とジュード君

 

 

3月25日(金)公開『ベルファスト』予告編

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『ナイトメア・アリー』東宝シネマズ二条にて

2022-04-24 | 映画:シネコン

 

解説

「シェイプ・オブ・ウォーター」でアカデミー賞の作品賞ほか4部門を受賞したギレルモ・デル・トロ監督が、ブラッドリー・クーパーはじめ豪華キャストを迎えて送り出すサスペンススリラー。過去にも映画化されたことのある、1946年に出版された名作ノワール小説「ナイトメア・アリー 悪夢小路」を原作に、野心にあふれ、ショービジネス界で成功した男が、思いがけないところから人生を狂わせていく様を描く。ショービジネスでの成功を夢みる野心にあふれた青年スタンは、人間か獣か正体不明な生き物を出し物にする怪しげなカーニバルの一座とめぐり合う。そこで読心術の技を学んだスタンは、人をひきつける天性の才能とカリスマ性を武器に、トップの興行師となる。しかし、その先には思いがけない闇が待ち受けていた。スタン役を「アリー スター誕生」「アメリカン・スナイパー」などで4度のアカデミー賞ノミネートを誇るブラッドリー・クーパーが務め、2度のアカデミー賞受賞歴をもつケイト・ブランシェットほか、トニ・コレット、ウィレム・デフォー、ルーニー・マーラらが共演した。2022・第94回アカデミー賞では作品賞に加え撮影、美術、衣装デザインの計4部門にノミネート。

監督の作品が好きなので楽しみにしていたのですが・・・。豪華キャストですごいのに、期待ほどではなく残念でした。監督の独特な世界観も薄く、正直退屈。オチもああやっぱりこうなのねと予想着く通りでした。

  

 

『ナイトメア・アリー』日本オリジナルナレーション予告(3月25日公開)

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映画『ドリームプラン』東宝シネマズ二条にて

2022-04-08 | 映画:シネコン

解説

ウィル・スミスが主演・製作を務め、世界最強のテニスプレイヤーと称されるビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹を世界チャンピオンに育てあげたテニス未経験の父親の実話を基に描いたドラマ。リチャード・ウィリアムズは優勝したテニスプレイヤーが4万ドルの小切手を受け取る姿をテレビで見て、自分の子どもをテニスプレイヤーに育てることを決意する。テニスの経験がない彼は独学でテニスの教育法を研究して78ページにも及ぶ計画書を作成し、常識破りの計画を実行に移す。ギャングがはびこるカリフォルニア州コンプトンの公営テニスコートで、周囲からの批判や数々の問題に立ち向かいながら奮闘する父のもと、姉妹はその才能を開花させていく。2022年・第94回アカデミー賞では作品賞、主演男優賞、助演女優賞ほか計6部門にノミネートされ、主演男優賞を受賞。ウィル・スミスが3度目のアカデミー賞ノミネートで初のオスカー像を手にした。

それにしても、この父親リチャード、わがまま放題でコーチが気に入らないとクビ、家族もふりまわされるという前代未聞に呆れましたが、結果オーライ❕❕父親の望む天才姉妹プレイヤーとして花開くのでした。ウィル・スミスもよかったけど、妻を演じたアーンジャニュー・エリスが良い味を出していた。二時間超えでしたが中々面白かったです❕

 

 

余談ですが、ビンタをクリスにしたウィルはどうなるのかなあ。オスカー剥奪になるかもしれませんね。

 

 

映画『ドリームプラン』日本版予告 2022年2月23日(水・祝)公開

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映画『ノイズ』MOVIX京都にて

2022-03-24 | 映画:シネコン

 

解説

筒井哲也の同名コミックを、「デスノート」シリーズで共演した藤原竜也と松山ケンイチの主演で実写映画化したサスペンス。時代に取り残され過疎化に苦しむ孤島・猪狩島。島の青年・泉圭太が生産を始めた黒イチジクが高く評価されたことで、島には地方創生推進特別交付金5億円の支給がほぼ決まり、島民たちに希望の兆しが見えていた。しかし、小御坂睦雄という男の登場によって、島の平和な日常が一変する。小御坂の不審な言動に違和感を覚えた圭太と幼なじみの猟師・田辺純、新米警察官の守屋真一郎の3人は小御坂を追い詰めていくが、圭太の娘の失踪を機に誤って小御坂を殺してしまう。3人はこの殺人を隠すことを決意するが、実は小御坂は元受刑者のサイコキラーであり、小御坂の足取りを追って警察がやってきたことで、静かな島は騒然とする。泉圭太役を藤原、田辺純役を松山がそれぞれ演じる。監督は「ヴァイヴレータ」の廣木隆一。

サスペンスだが、圭太と純の関係も見逃せない。純演じる松山ケンイチが中々の曲者というのも見どころだ。こういう役が松山ケンイチさん、似合っているなあと思った。脚本はブログ仲間のmigさんの弟という事もあって楽しみにしていた作品です❕

 

 

映画『ノイズ』本予告 2022年1月28日(金)公開

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映画『ウエスト・サイド・ストーリー』東宝シネマズ二条にて

2022-03-18 | 映画:シネコン

 

解説

スティーブン・スピルバーグ監督が、1961年にも映画化された名作ブロードウェイミュージカル「ウエスト・サイド物語」を再び映画化。1950年代のニューヨーク。マンハッタンのウエスト・サイドには、夢や成功を求めて世界中から多くの移民が集まっていた。社会の分断の中で差別や貧困に直面した若者たちは同胞の仲間と集団をつくり、各グループは対立しあう。特にポーランド系移民の「ジェッツ」とプエルトリコ系移民の「シャークス」は激しく敵対していた。そんな中、ジェッツの元リーダーであるトニーは、シャークスのリーダーの妹マリアと運命的な恋に落ちる。ふたりの禁断の愛は、多くの人々の運命を変えていく。「ベイビー・ドライバー」のアンセル・エルゴートがトニー、オーディションで約3万人の中から選ばれた新星レイチェル・ゼグラーがマリアを演じ、61年版でアニタ役を演じたリタ・モレノも出演。「リンカーン」のトニー・クシュナーが脚本、現代アメリカのダンス界を牽引するジャスティン・ペックが振付を担当。2022年・第94回アカデミー賞では作品、監督賞ほか計7部門にノミネートされた。

前作は観た記憶なしだけどすっかり歌と踊りに酔いしれました❕さすがマリア役の彼女は3万人の中から選ばれるだけあって歌の上手さには驚きました。トゥナイト♫も良かったけど、アメリカ♪も頭の中でず~と流れていました。最後はバッドエンドだけれど素晴らしい映画でした。スピルバーグ監督、やってくれましたね。61年版でアニタ役だったリタ・モレノさんんも登場!

 

映画『ウエスト・サイド・ストーリー』本予告「Tonight(トゥナイト)」編 2022年2月11日(祝・金)公開

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『ゴーストバスターズ/アフターライフ』東宝シネマズ池袋にて

2022-03-01 | 映画:シネコン

 

解説

幽霊退治に挑む冴えない科学者たちの奮闘をユーモラスに描き、1980年代に世界的ブームを巻き起こした「ゴーストバスターズ」「ゴーストバスターズ2」の続編。前2作の監督アイバン・ライトマンの息子で、「JUNO ジュノ」などで知られるジェイソン・ライトマンがメガホンをとり、ゴーストバスターズのメンバーの孫娘の活躍を描く。少女フィービーは母や兄とともに、祖父が遺した田舎の古い屋敷に引っ越して来る。この街では30年間にわたり、原因不明の地震が頻発していた。ある日フィービーは地下研究室でハイテク装備の数々を発見し、祖父がかつてニューヨークを救ったゴーストバスターズの一員だったことを知る。そんな中、フィービーは床下にあった装置「ゴーストトラップ」を誤って開封してしまう。すると不気味な緑色の光が解き放たれ、さらなる異変が街を襲いはじめる。フィービーを「gifted ギフテッド」のマッケンナ・グレイス、兄を「IT イット」シリーズのフィン・ウルフハードが演じる。

ブログ仲間のインスタで気になっていた作品なので早速鑑賞して来ました。はちゃめで中々面白かった❕ 懐かしい初代のゴーストバスターズのメンバーも出て来るしわくわくものでした。エンドクレジットの途中で客席を立たれる人もあったけど・・・。

最後まで観ないと損しますよ!

 

 

 

『ゴーストバスターズ/アフターライフ』予告3 2022年2月4日(金)全国の映画館で公開

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映画『グレート・インディアン・キッチン』MOVIX京都にて

2022-02-25 | 映画:シネコン

 

解説

ある一組の夫婦の姿を通して、インドの中流階級に根強く残る家父長制やミソジミー(女性嫌悪、女性蔑視)を鋭く描き、インド本国でも女性観客の支持を得て、口コミで話題と評判が広がった一作。インド、ケーララ州北部のカリカットの町で、高位カーストの男女がお見合いで結婚する。夫は由緒ある家柄の出身で、伝統的な邸宅に暮らしている。一方、中東育ちで教育もあり、モダンな生活様式になじんだ妻は、結婚して夫とその両親とが同居する家で暮らしはじめるが、台所と寝室で男たちに奉仕するだけの生活に疑問を持ち始める。

とにかく腹立しい夫と義父、怖さまで感じた❕まるで女中扱いそりゃこれでいいのかと思いますよね。ということで今もインドはそんな状況なのかもしれません。ああインドに生まれなくて良かった。

 

映画『グレート・インディアン・キッチン』予告編

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映画『スティルウォーター』東宝シネマズ二条にて

2022-02-23 | 映画:シネコン

 

解説

マット・デイモンが主演、アカデミー賞受賞作「スポットライト 世紀のスクープ」のトム・マッカーシー監督がメガホンをとったサスペンススリラー。逮捕された娘の無実を証明するため、異国の地で真犯人を捜す父親の姿を描いた。留学先の仏マルセイユで殺人罪で捕まった娘アリソンの無実を証明すべく、米オクラホマ州スティルウォーターから言葉も通じない異国の地へ単身渡ったビル。現地の協力者を得るも、ほとんどの地元民はよそ者のビルに口をきこうともしない。何者かの襲撃を受けるなど自らの身にも危険が迫る中、ビルはわずかな手がかりを頼りに前進していくが……。娘のアリソン役は「リトル・ミス・サンシャイン」「ゾンビランド」のアビゲイル・ブレスリンが務めた。

サスペンススリラーらしいけど、そんな感じではなくヒューマンサスペンスっていう方が良いように思います。ビルが出会ったマヤ親子とはいつしか心通わせて行くものの、結局はお国柄なのか上手くいかなのよね。マヤ役の女の子が可愛くて、ビルを慕う姿に何かほっとしましたが、最後は悲しい別れ。後ろ髪を惹かれるようなかんじだったなあ。個人的にはもう一度会いに行って欲しいところ。娘アリソンにも気持ちを突かれてましたね。

 

 

映画『スティルウォーター』予告編

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