銅版画制作の日々

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結局バカを見るのはライアン・フィリップ?●映画『カオス』

2006-12-16 | 映画:ミニシアター

 
ひとつの事件が次々と不可解な謎を呼び、観る者を混沌へ引きずり込む・・・・。   

                        

という言葉の意味深さと出演者に惹かれて、映画『カオス』を鑑賞してきました。「トランスポーター」のジェイスン・ステイサム、独特なあの声は印象深いですよね。何かトランスポーターを観ているような感覚に・・・・。今回は冷静沈着な刑事コナーズを演じています。そしてライアン・フィリップ、「父親たちの星条旗」ではドク役・「クラッシュ」でも若き刑事役を演じていました。今ブレイク中の俳優私生活は色々と噂ありコナーズ刑事の相棒新米刑事ダッカーを演じていました。そしてこの二人を敵にまわす謎の強盗集団ローレンツ役にはウェズリー・スナイプス、映画「ブレイド」に出演した有名な俳優さん物語の始まりはどこか「インサイド・マン」に重なる

《ストーリー》武装した黒づくめのの5人の強盗集団がシアトル・グローバル銀行を襲撃した従業員・客らを人質に立てこもるだが仲間のミスで数分後に警官たちが到着完全に包囲されてしまう。冷静沈着なリーダー、ローレンツは警察に対し、交渉人としてコナーズ刑事を呼ぶようにと要求コナーズはパール橋事件で人質を死なせてしまうという失態をおこし、相棒の刑事を辞職に追い込んでしまっていた。そして彼も、謹慎処分となっていた

コナーズの上司、ジェンキンス(ヘンリー・ツェーニー)はわりに、新人のデッカーをコナーズの新たな相棒として組ませることを提案。早速、コナーズの謹慎を解く代現場での交渉が開始ローレンツはコナーズに対し、「混沌《カオス》の中にも秩序はある・・・・。」という謎めいた言葉を発したこの硬直状態を続けることは難しいと判断したコナーズは、慎重に銀行に乗り込もうと計画。だがSWATチームの身勝手な行動から、予定外の爆破を引き起こし、瞬く間に銀行は戦場になってしまう人質のほとんどは混乱の中救助されたが・・・・。コナーズは重大なミスに気づく混乱に紛れ、強盗団のメンバーも逃亡したのだ。しかし不思議な事に、銀行からは1ドルの現金も盗まれていなかったところがこの現場を撮影したTVカメラマンのテープに、過去に犯罪歴ありのリチャーズの姿を発見する。デッカーはリチャーズと銃撃戦となる。コナーズの協力もあり、リチャーズを逮捕そのリチャーズが5万ドルを持っていたその現金は別の事件で押収されたもの、本来警察署の証拠保管室あるべきはずだったコナーズはSWATの不可解な行動や強盗団が逃亡できた理由は警察に内通者がいるからだと推理その後、容疑者はカーロ刑事と分かり彼の自宅へと向かうしかしカーロは死体で発見そこへまたローレンツより「お前はクビを免れた。俺が罰する」と・・・・。コナーズへのローレンツの挑戦状ださらにリチャーズより情報を得るローレンツの元に共犯者が集まるという話。コーナズとダッカーはその場所へ・・・・。大きな罠とも知らず次第に分かる強盗集団の本当の目的、ローレンツは一体誰??カオス理論をヒントに二人はこの難事件を解決できるのか


    登場人物相関図

 ※強盗集団のリーダーはローレンツと名乗っているが・・・・。実はこの名前は、“カオス理論”を発表した数学者と同じ名前、そしてそのローレンツと共犯者である天才プログラマーのリーも1975年にカオスを数学用語として発表した大学院生の名前なのである。それから、コナーズの元相棒の名前がヨークなのだが、この名前もメリーランド大学の教授と同じで、大学院生のリーとカオス理論を共同で発表しているそうだ。名前で繋がる先に事件の糸口があるようだ。それにしてもこのカオス理論は、難しくて・・・・理解できませんそれから、ラストにはどんでん返しがあり

   カオスとは??

   公式サイトですカオス

   

   

Comments (5)
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