銅版画制作の日々

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サンシャイン2057★☆ダニー・ボイル監督最新作!

2007-05-01 | 映画:シネコン


2057年、人類は、太陽滅亡の危機を救えるのか?

ダニーボイル監督と言えば、ユアン・マクレガー主演の「トレインポッティング」を思いだす。ヘロイン中毒に陥った若者の生態を描いた作品だった。その後デカプリオ主演の「ビーチ」も鑑賞したが、残念ながら記憶が薄っすら状態ただどちらの作品も、個性があって好む人と好まない人があるような・・・・気がする。

今回は究極のSFアドベンチャーしかもキャストも豪華何てったって日本からは真田広之が出演しているのだから、やはりこれは観ないと始まらないよね。そして今ブレイク中のキリアン・マーフィも共演。キャスト・スタッフに惹かれ、MOVX京都で鑑賞

お話は今から50年後の未来あらゆる生命の源なる太陽の消滅とともに、人類の滅亡の危機にさらされていた最後の望みは特殊装置を用いた太陽の再生。それを実現させるために8人の男女が過酷なミッションを託された彼らを乗せた“イカロス2号”は暗黒の宇宙に飛び立った。やがて、地球との交信も途絶えたエリアで着々と計画が進められていくのだが・・・・・。やがて想像の域を越えた恐ろしい事態に巻き込まれていくことに果たして彼らは地球の未来を明るく照らすことができるのか

最先端のVFXテクノロジーを導入して、壮大なスケールで人類の存亡をかけた究極のアドベンチャー。ということだが、以前テレビで放映された「宇宙大作戦」のような、懐かしさも重なるような映像のようにも見える。

船内での長期滞在はクルーのメンバーにとって、かなりのストレス物理学者のキャパ(キリアン・マーフィ)が長時間にわたって地球とのコンタクトを取ったことで、エンジニアのメイス(クリス・エヴァンス)の怒りが爆発キャパとメイスが殴り合いというシーンも・・・・。一方船長のカネダ(真田広之)はモニターに映るビデオファイルに見入っていた。それは7年前、ミッションの途中、消息を絶った“イカロス1号”のデン長や乗組員の残したレポート

イカロス1号の遭難信号。それは希望のシグナル、悲劇のプロローグ

太陽に損なわれた水星の軌道に入った“イカロス2号”は何と“イカロス1号”の遭難信号を受信7年前も経っているのに何でウソ~?まさかおそらく生存者は無いだろう。でも、ミッションの可能性を高めるためには“イカロス1号”に搭載されているペイロードを確保したいと・・・・。安全性かリスクのどちらを優先するかだ。論議を重ねた結果、キャパの意見が尊重され、“イカロス1号”とのドッキングを決定しかしその後予想外の事態へと展開していく。

 

ということで、お話の続きは映画館で観て欲しい。まさにダニー・ボイル監督らしい、SF映画かもしれない。テンポもそんなに速くないし、少し神がかり的な映画かな?とも言える。

 

ダニー・ボイル監督の話本作では、太陽の持つ偉大さ、エネルギー、パワーを表現したかったと言う。太陽について、良く知っているブライアン博士にアドバイスをもらうことで、リアルさが出せたそうだ。そして、50年後の地球がどうなっているか?にも、焦点を当てたというボイル監督。気候の異変が起こりつつあることも、この映画で伝えようとしているようだ。まさに近未来の地球の現実を警告しているのだろう。

そういう感じでこの映画を観ると、単なるSF映画だと侮れない。

 

映画「サンシャイン2057」公式サイト  

 

 

 

 

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